11月10日 ウルトラマンコスモス ミゲロン星人はなぜ地球人に復讐を誓うのか?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」11月10日(2001年)

テレビマガジン編集部

レダは司令室の扉をロックし、アヤノにエイジャーMAXを操作させる。目的を問うヒウラ ハルミツキャップに、レダは答えた。レダはミゲロン星人で、先日アンジェリカが破壊した宇宙船の乗組員だった。さらに、攻撃により、同乗していた恋人のレカが死亡してしまった。

レダはアンジェリカを宇宙ステーションにぶつけることで、地球人に復讐をしようとしていたのだ。アヤノの操作によりアンジェリカは再起動し、宇宙ステーション・ジェルミナⅢに衝突する航路を移動しはじめる。

ドイガキの尽力により、指令室の扉のロックが解除される。しかし、突入したムサシたちにレダはすぐに反応する。ブレスレットの光線を受けて、ムサシ以外の隊員は再び外に締め出されてしまう。ムサシはレダに謝罪しつつ、復讐をやめるよう説得するが、レダ自身も事故の負傷により体力が限界まできており、「残りの命を復讐に使う」と宣言。地上に怪獣・アングリラを出現させた。ムサシはウルトラマンコスモスに変身。アングリラの暴走を止めようとする。

しかし、コスモスは反撃してアングリラを倒そうとはしなかった。レダに、復讐と破壊は何も生み出さないということを、わかってほしかったのだ。すると、気を失っていたアヤノが、レダに攻撃を止めるよう訴えてくる。それはアヤノ本人ではなく、彼女に死亡したレカの思念が乗り移ったものだった。レカが目の前に現れたことで戸惑うレダ、それによってアングリラも沈静化した。

コスモスはフルムーンレクトでアングリラを消滅させると、ルナモードからコロナモードにチェンジ。宇宙に向かった。一方、レダはレカの説得を受け、アンジェリカの進路を変更。衝突を回避させる。コスモスはブレージング・バニッシュでアンジェリカを破壊し、危険な「宇宙の地雷」を取り除いたのだった。
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