あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月4日」(1974年)。
海王星から地球に向かって、タイラントが進撃していた。タイラントは立ちはだかるウルトラ兄弟を次々と倒していく。果たしてタロウは、この強力な怪獣に勝利することができるのか!?
タイラントが進撃を開始
そのころ、地球では光太郎は正月休みを満喫していた。少し遅めの朝食を取った光太郎は散歩に行くと、自転車に乗る練習をする少年を見つける。そのタケシ少年は、自転車に乗れないことを友人たちにからかわれながらも諦めずに練習を続けていた。その様子を見た光太郎は、タケシの練習を手伝うのだった。
一方、ウルトラマンは天王星付近をパトロールしていると、天王星で休憩しているタイラントを発見。タイラントに戦いを挑む。しかし、タイラントの戦闘力は高く、ウルトラマンも敗退。弟たちにウルトラサインを送ろうとするも、タイラントに消されてしまう。
その後、土星でウルトラセブンがタイラントと激突。セブンはやはり敗北してしまうものの、ウルトラサインを送ることに成功した。また、ZATは何者かが地球に接近していることに気づき、光太郎に連絡を取ろうとする。だが、光太郎はタケシの練習に夢中であり、通信機も家に置いてきてしまったため、そのどちらにも気がつかなかった。タケシが自転車に乗れないのは、勇気が出せずペダルを踏み込めないのが原因だった。光太郎は、傷だらけになってめげるタケシを元気づけ、練習に付き合う。