
万城目と一平は、イーリヤン島に取材にいっている由利子からの手紙を読んでいた。すると、由利子の上司でもある毎日新報の関デスクがやってきて、ヘリコプターでの輸送を依頼。関デスクは伊豆淡島に巨大猿の取材にいくらしい。そのころ、現地では巨大猿がミルクを運ぶトラックを襲い、そのミルクを飲んでいた。現場に到着した万城目たちが、その様子を観察して写真に収めていると、五郎が現れ、巨大猿は五郎を摑んでしまう。
万城目たちは、地元の人にそのことを知らせようとすると、野猿観察研究所の男性たちと遭遇。彼らによると、五郎は巨大猿の育ての親らしい。五郎は幼いころに両親を亡くしており、「ゴロー」という名前の猿といっしょに生活していたのだ。