あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「1月10日」(1975年)。
悪魔の惑星・ブラックスターから円盤生物・シルバーブルーメが現れた。シルバーブルーメはMACステーションを破壊し、MAC隊員たちを殺害。さらに、地球に現れて多くの人々を襲撃する。
恐怖の円盤生物第1号が現れる
奇襲を仕掛けられたゲンたちは対処することができず、シルバーブルーメはMACステーションに取りつくと、MACステーションを押しつぶすように破壊しはじめる。ダンは隊員たちに戦闘機のマッキーで脱出するよう命令。ゲンに「これは、ブラックスターの円盤生物の攻撃だ」と伝え、地球防衛のための大事な戦力であるゲンを逃がす。
マッキー各機に乗り込む隊員たちであったが、シルバーブルーメは機体ごと隊員たちを飲み込んでしまう。ゲンはウルトラマンレオに変身しシルバーブルーメに戦いを挑もうとするも、敵は地球に逃亡する。一方、地球ではマントを羽織りステッキを持った謎の男が歩いていた。すると、男の指示を受けたように、シルバーブルーメが地上に到着。破壊活動を開始する。ビルを次々と破壊するシルバーブルーメ。その現場には梅田カオルや山口百子、城南スポーツクラブの野村猛も居合わせていた。
地球に戻ったゲンであったが、街は破壊し尽くされ悲惨な状況だった。設置された応急救護所を訪れ、事態の深刻さを悟るゲン。すると、姉のカオルたちを探すトオルを発見。カオルたちが、買い物から帰ってこないらしい。ふたりは重傷を負った人々が集められている場所を探すが、そこにカオルたちはいなかった。「無事なのかも」と安堵するトオルたち。すると、死亡した人々の名前が書かれたリストが掲示される。ゲンたちは恐る恐る確認すると、そこには百子や猛、そしてカオルの名前があったのだった……。