ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 蜘蛛仮面っていったい何者?

スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第11話】

テレビマガジン編集部

レジェンドキングオージャーが降臨した第10話に引き続く第11話を、TELEMAGA.netが独自の視点で注目した「見どころ」と、本作ならではの「要チェックポイント」を紹介、本エピソードの魅力をあらためてピックアップ!
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地帝国バグナラクに現れた謎の蜘蛛仮面!

ローブをまとった謎の男、蜘蛛仮面。その目的とは……?  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
バグナラクによる世界同時攻撃が始まり、王たちはどの国を犠牲にするか、その選択を迫られましたが、結局、ヤンマ、ヒメノ、カグラギ、リタ、4人の王とギラは自らの力で奇跡を起こすことを選びました。

そして、5人の想いに応えるように10体のシュゴッドに加えてゴッドカブト、ゴッドスコーピオン、ゴッドホッパーの三大守護神が合体したレジェンドキングオージャーが降臨、巨大バグナラクを一掃し、チキューは救われたのでありました。

……の、はずでしたが、地帝国バグナラクの王、デズナラク8世はまるで勝者のように高らかな笑い声をあげているではありませんか。

デズナラク8世は何やら悪巧みを画策しているようです。

すると、そこにローブをまとった謎の蜘蛛仮面が現れました。

蜘蛛仮面はその口調から、どうやらデズナラク8世や宰相カメジムのなじみの人物であるようです。

デズナラク8世は蜘蛛仮面に対し、事はすべて言い伝えのとおりに運んでいると答えます。

一方、奇跡を起こした超本人、ギラは姿を消し、シュゴッドの王、ラクレスはその手柄をわがものとしていましたが、ギラの生死を確認すべく遺体の所在をつきとめようとトウフの国王、カグラギを問い詰めていました。

そこでカグラギは、ギラの葬儀の開催を提案したのです。

実際には、葬儀の開催は4人の国王が画策したものでした。

死んだはずのギラが葬儀中に復活し、民たちの前でレジェンドキングオージャーを召喚すれば、ラクレスの手柄は虚偽となり、その失脚は間違いないことでしょう。

ナガバジームの卵攻撃!

レジェンドキングオージャーの敵ではなかったナガバジームだったが……  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
こうしてシュゴッダムにおいて、ギラの葬儀が執り行われようとしていました。

ラクレスの演説が終わったところで兵士たちが棺の蓋を開けようといたしますが、なぜか蓋は細かい糸でぐるぐる巻きにされており、開けることができません。

棺の中にいるギラも必死に蓋を開けようとしますが、強固な糸に縛られ、びくともしないのです。

これは……例の蜘蛛仮面の仕業であります! 蜘蛛仮面は、ギラが入った棺を担いで逃げ去ってしまいました。

蜘蛛仮面は追っ手をまいたところで棺の蓋を開け、バグナラクはほんとうに人類の敵かと、ギラに問いかけたそのとき、シュゴッダムの街の外に巨大ナガバジームが現れたのです!

ギラは、即座にレジェンドキングオージャーを召喚、その圧倒的なパワーの前に巨大ナガバジームがかなうわけもなく、あっというまに爆発四散してしまいました。

しかし! ナガバジームはその断末魔に、「今よ、出てきて子どもたち!」と叫んだのです。

すると、レジェンドキングオージャーの全身の隙間という隙間から、白い卵が飛び出してきたではありませんか!

レジェンドキングオージャーが降臨した瞬間、その足元には等身大のナガバジームの姿があり、ナガバジームはレジェンドキングオージャーの足に小さな白い卵を針で注入していました。

そして、ナガバジームが産んだ卵がレジェンドキングオージャーに寄生して育ち、合図とともに爆誕するように仕組まれていたのです。

隙間から飛び出た無数の卵は一斉に爆発し、レジェンドキングオージャーは合体解除してしまいます。

地面に投げ出されたクワガタオージャーは変身解除、シュゴッドたちも爆発のダメージで動くことができません。

さらに、地中に埋まって消えたはずの繭が、触手とともに伸びてきてゴッドカブト、ゴッドスコーピオン、ゴッドホッパーに襲いかかったかと思うと、繭の中に取り込んでしまったではありませんか!

すべてはデズナラク8世の仕業だったのです。デズナラク8世は、三大守護神を手中におさめてチキュー征服を狙っていたのでした。
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