『ウルトラマンティガ』はまさに革命的&衝撃的作品!

『講談社MOOK ウルトラQからシン・ウルトラマンまで』よりぬきコラム【第9回】

テレビマガジン編集部

敵キャラながら人気が高いイーヴィルティガと。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
すべての画像を見る(全6枚)
本作でティガを演じたスーツアクターは、筋肉質なパワータイプを中村浩二、スマートなスカイタイプを権藤俊輔がそれぞれ担当(マルチタイプは2人が状況に応じて担当)することで、タイプチェンジによる体型やアクションの違いがさらに強調されることになりました。

ファンには「中村ティガ」「権藤ティガ」と呼ばれ、愛されています。

そしてウルトラマンティガはおよそ3000万年前、超古代を守護していた光の巨人でしたが、闇の浸食と人類の弱さによって超古代文明は滅亡し、光は宇宙へ去ってピラミッドに石像だけが残されたのです。

防衛チーム・GUTS〈ガッツ〉のマドカ・ダイゴが"光"となり、ティガの石像と一体化することで、ウルトラマンティガは復活します。

これまでのように宇宙人と一体化するのではなく(ウルトラマンティガの出身地は不明となっています)、人間そのものが姿を変えるので、ウルトラマンティガは「人間ウルトラマン」とも表現されることもあります。

超古代人の遺伝子を受け継いだダイゴは、「光であり、人である」と告げられながらも、ウルトラマンではなく人としてできることをする、という結論にたどり着くのでした。

『Qからシン・マンまで』でウルトラマンシリーズ史をチェック

『講談社MOOK ULTRAMAN HYSTORICA ウルトラQからシン・ウルトラマンまで』では、『ウルトラQ』から『ウルトラマントリガー』までのウルトラマンシリーズと、『シン・ウルトラマン』を深掘りすることで、ウルトラマンシリーズの歴史を追った一冊です。

ウルトラマンシリーズを観るときのお供として、ウルトラヒストリーを振りかえるテキストとして、ぜひチェックしてみてください。
『講談社MOOK ULTRAMAN HYSTORICA ウルトラQからシン・ウルトラマンまで』(税込定価:1980円)発売中!

ウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」は『ウルトラマンティガ』をはじめ、ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。

この記事の画像をもっと見る(6枚)
17 件
てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga