怪盗クイーン インド『もう一つの0』

作:はやみね かおる   絵:K2商会  

怪盗クイーン インド『もう一つの0』

7世紀の初めに、インドの数学者ブラーマグプタが発見した『0』。だが、彼が見つけたのは、それだけじゃなかった。 それが、『もう一つの0』--『アムリタ』。 不老不死の薬、魔法の呪文、最終兵器、未知の植物……その正体をめぐっては、これまでさまざまな想像がなされてきた。 「正体を知れば、死ぬより怖い目に遭う。」と言われる『アムリタ』を探しに、クイーンはブラフマグプタが住んでいたというウッジャインに向かう! <小学上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>

発売日 2024/07/10
価格 定価:円(本体880円)
ISBN-13 9784065360064
判型 新書
ページ数 256

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Mqry @DDPXM

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自分がどういう大人になりたいか? 子ども達にどういう背中を見せたいか? を改めて考えるようになった。 きっかけはなんであれ、パシフィストがガチでかっこいい。自由に伴う責任をちゃんと果たそうとしてる。てか果たしてる。こういう人がかっこいい大人だなって思った。パシフィスト、いやもうパシフィスト姐さんと呼ばさせてください…!! アディティのお父さんはあまりにも理想のお父さん…こどもにてとっていて欲しいお父さんの姿… 私が大人になって、この2人と肩を並べられる存在になれているか? てか、肩を並べられるように責任や信念を「今から」持てるか? まずは、自分自身の中にある「子ども」に対して自分自身の中にいる「おとな」が行動していこ!

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奈々 @1U4ky

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「零の発見」で読書感想文を書いた経験があり、テーマが「0」とのことでわくわくしながら読みました。他の数字と違う性質のある「0」と「もう一つの0」とはなんなのか。考えれば考えるほど混乱してきます。 今回は大人たちの行動に胸が詰まりました。子どもたちだけでも逃がそうとするパシフィスト、ヤウズを巻き込まないように追いかけてこないよう工作を行う皇帝、ジョーカーを地上に戻すクイーンと、普段の行動がぶっ飛んだ常識外の大人たちが自分にとっての「子ども」を守ろうとするさまが共通していていました。そして、皇帝にとってクイーンも本当に大切な弟子なんですね。アムリタについて知らせるわけにいかないし死なせないといけない。でも、皇帝は死ぬ必要がないのに「一人では死なせねえ」とクイーン一人を死なせようとしない場面で泣いてしまいました。 本当に続きが気になります。アムリタとはなんなのか、クイーンはジョーカーやRDのもとに戻れるのか。続きを楽しみに待っています!

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ヒラメ @3AKub

ヒラメ @3AKub

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毎回、読んでいてドキドキする怪盗クイーンシリーズですが、パシフィストさんが校長先生!?や月刊オカルト情報誌『ミョー』編集者の二人はもしかして…?や皇帝、クイーン師弟はどうなってしまったの!?などなど衝撃的な展開が多くて一旦本を閉じて落ち着け…!落ち着け!と自分に言い聞かせながら読みすすめました。 特に、アディティ、アユーシとパシフィストさんがアムリタ、0について話しているシーンがお気に入りです。数字を掛けることをゴムを伸ばすことで表していて想像しやすく、一緒に面白い数学の授業を受けているような気分でした。 これから物語がどうなっていくのか、今から次巻が楽しみです。

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美琴 @Z5HHR

美琴 @Z5HHR

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…こんな終わり方ってアリですか!?週間少年漫画みたいな…。カレー作りから気付いたらとんでもないところに落とされていました。 “0”は数でもあり概念でもあり、考えれば考えるほど哲学、宗教めいてくるように感じます。もう一つの0って…。 モーリーとハリー編集長、なんやかんやでオカルト解明しちゃってる現地民の2人が面白くてお気に入りです。気になることが次々出てきます。 皇帝にとってヤウズはまだまだ子どもであり、強くなったジョーカーもクイーンにとっては守るべき存在なんですよね。皇帝にとってのクイーンもきっとそうなんだと思います。 1週間どころか​次巻がいつ出るかもわからないまま、この気持ちをどうすればいいものか…。​“赤い夢の世界”が徐々に明かされていく緊張感と、早く続きが知りたい高揚感でいっぱいです。

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日車 @yx0c4

日車 @yx0c4

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今作も衝撃的な展開がてんこ盛りですが!個人的にはパシフィストが特に印象に残っています。 パシフィストはクイーン達に引かれるほどの破天荒な面もあれば好奇心で目を輝かせる子供のように純粋な面、自分を貫くかっこいい女性頼もしいかっこいい大人の姿など様々な表情を見せてくれて、そのメリハリがすごく魅力的で大好きです。いつもと雰囲気の違う先生姿も素敵で、また幼いながら自分の強い意志をもって覚悟を決める少女2人のそばにいるのがパシフィストでよかったなぁとしみじみ思いました。シリーズが進むにつれ、他の登場人物達が自分を知って成長していく中で、パシフィストにも今回先生という新しい側面を見つけられたように思えて嬉しいです。

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