著:はやみね かおる 絵:K2商会
校長からひとこと
……長いです。どうしてこんなに長くなったのか? 覚えていることを書くと……。最初に、あべこべ城のトリックができました。で、それを活かすストーリー展開を考えていたら、ピラミッドキャップのアイデアが出てきて、そうこうしているうちに、ホテルベルリンの組織が顔を出し、モーリッツ教授が「見える、見えるぞ!」と叫び始めたら、もう普通の長さで終わるはずのない物語になっていました。しかし、一番驚くのは、『オリエント急行』から2年7カ月、『魔窟王』から3年8カ月経ってたのに、読者のみなさんが怪盗クイーンを忘れないでいてくれたことです。あらためて、感謝します。(発行日2008/02/15)
舞台は、ドイツの深き森のなかにたたずむ古城。なんと、その城は奇怪にも「あべこべ」に建っていた。逆立ちして地中に深くつきささる「あべこべ城」。その奥深くには、「怪盗殺し」といわれるピラミッドキャップが眠っていた。人智を超える存在、ピラミッドキャップをめぐって、怪盗クイーン、皇帝、探偵卿,謎の組織ホテルベルリンが仮面舞踏会で火花を散らすーー!
発売日 | 2008/02/16 |
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価格 | 定価:円(本体1080円) |
ISBN-13 | 9784062850025 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 466 |
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あさだま @Yguk4
あさだま @Yguk4
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見る自分の一番好きなキャラたちのホテルベルリンが初登場したこの本。 皇帝も出てきてicpoも出てきてすごく面白かったです。