作:はやみね かおる 絵:K2商会
インドで『もう一つの0』--『アムリタ』の手がかりをつかんだクイーン。 だが、地下深くで皇帝と戦っているさなかに岩の天井がくずれ、二人は閉じ込められてしまう。 ときは遡り、19世紀末のフランス「陽炎村」。 村の中心部にあるワイン蔵の樽の中から、10歳ぐらい子どもが見つかった。 赤い布に包まれ、銀色の長い髪と透き通るような白い肌をしたその子は、まるで天井画(フレスコ)に描かれた天使のよう。 子どもの面倒を誰がみるか、村人たちが話し合うなか、ある日本人の夫婦が引き取ることになって--。 <小学上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>
発売日 | 2025/06/11 |
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価格 | 定価:円(本体920円) |
ISBN-13 | 9784065393246 |
判型 | 新書 |
ページ数 | 304 |
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とみんきー @yRA6l
とみんきー @yRA6l
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見る過去作品から再登場するキャラが多くて楽しかった…! 巧之介さんとゐつさんが現代に生きてるかもってことは名探偵と再会する可能性もある…!? 皇帝はほんとに何者なんだ…笑 ラストシーン、結構大変なことが判明しているのにクイーンの反応のせいでコメディ色が拭えないのがとても好き
美琴 @Z5HHR
美琴 @Z5HHR
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見る前作の不穏な終わり方から、このタイトル、そしてこの書影が明かされ、ずっと謎のままだった陽炎村が舞台ということで楽しみに待っていました! 20年怪盗クイーンを追っていますが、ここに来てこんなに胸熱シーン満載で、こんな思いもよらない展開が待っているとは思ってもいませんでした。何度、一旦本を置いてベッドへダイブ、足をバタバタ、そして深呼吸したことか…。そうしないと徐々に明かされるクイーンの過去、いくつもの「もしかして!?」という発見、そしてますます深まる謎に興奮を抑えきれませんでした。 陽炎村につながるであろう作品は再読して本作を読みましたが、読了後すぐに怪盗クイーンシリーズを読み返し、そして先生の全作品再読を開始しています。いろいろ調べて勉強したり、考察する時間がとても楽しいです!
ふぉんみぃ @oIJmF
ふぉんみぃ @oIJmF
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見る陽炎村クロニクル読了しました! 今回も非常にゾクゾクワクワクしました。 読みすすめていくうちに、本の途中くらいで「あれ、あと半分でどうやって終わるんだろ…?」といつも思いますが、まさかこれで終わらないとは!笑 今回、クイーンの過去を知ることができましたが、「なぜ樽の中にいたんだろう…?」という疑問が自分の中で解決できませんでした。読み始める前は、ガルユーンにいろいろ持っていかれてしまって(私は記憶と時間と考えました)小さい姿になって樽の中にいたんだろうなと思っていましたがどうやら違うようで… アムリタとは結局何なのかも気になりますし、「醒めない悪夢を見続ける」の部分はついにまちトムと絡んできた感じがありワクワクが頂点に達しています! 次作でイタリアに皇帝を助けにいったときにすべて明かされるのでしょうか。今から楽しみすぎて仕方ありません☆ もう一度ギヤマン壺の謎、徳利長屋の怪、ハワイ幽霊城の謎に加えていろいろ読み返した上で再度考察してみます!この考察の時間も楽しいです♪
カエ @eS16M
カエ @eS16M
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見る陽炎村や夢水清志郎座右衛門などこれまでのはやみねワールドの世界観の謎の伏線の回収みたいですごかったです。
サザンカ @6V0AN
サザンカ @6V0AN
【この投稿はネタバレを含みます】
続きを見る前回の終わり方が不穏すぎて心配していましたが、とりあえず無事?でよかったです。状況的には決して安心ができませんがジョーカーとRDがクイーンの存在が消えてしまわないよう必死になっていることやクイーンからの過去からの伝言に腹を立てる場面を読んで私も読む手を止めてる場合じゃない!と思いました笑。 クイーンと皇帝の師弟としての会話は普段のクイーンとは違う一面も知れました。そして夢水清志郎座右衛門の登場。流石教授のご先祖様?という感じですね。そして今回特に注目したのは、ムーブルです!!表紙でも見ましたが可愛すぎて早く続きが読みたくて仕方なくなりました。 クイーンとしての記憶はあるのか、ジョーカーとはどのように話すのか気になります。早く読めるのを楽しみにしています。