
読まなきゃ…と思うほど苦しくなる夜に 石塚英彦がくれた“ちょうどいい答え”
【後編】温暖化について考える絵本 『あちちち地球とだいじなやくそく! ニコとサクの大冒険』発売記念! 公式・読み聞かせに登場する石塚英彦さんにインタビュー (2/2) 1ページ目に戻る
2026.02.12
木はすぐ大きくならないじゃない? 何十年、何百年も先のために準備して、日本の伝統建築を守り続けているんですよ。すごいことだよね」(※3)
今日から始められる小さな一歩も、何十年も先を見つめた大きな備えも、どちらも同じ方向へ向かう“未来へのやさしさ”なのだと、あらためて気づかされます。
読みたい気持ちに段差はいらない! 石塚英彦、読書バリアフリー版に挑戦!
「“視覚障害”とひと言でいっても、見え方や見えにくさは人それぞれ。みんなが同じように見えているわけではありません。その点をきちんと考慮する必要があります」(※4)と話すのは、日本ライトハウス情報文化センターの数又さん。
日ごろから、視覚障害者などが利用する特定書籍・特定電子書籍の製作に携わっている施設職員の視点で、フォントや文字色、背景とのコントラスト、さらにはナレーションの声と読みきかせの声質を分けることなど、細やかなアドバイスをくださいました。そうした工夫を積み重ね、今回の”読書バリアフリー版”は完成しました。
この取り組みには、石塚さんも快く参加してくれました。
「バリアフリーっていう言葉自体が、僕らの生活圏を広げてくれたよね。今まで手を伸ばせなかった文化にも触れられるようになるって、すごくいいこと。本の世界にも、こうしたバリアフリーの考え方が、もっと広がってほしいね」
温暖化をテーマにした科学絵本は、ともすると難しく感じられがちですが、温かく包み込む石塚さんの声のおかげで、とても身近なテーマとして受けとることができました。
「まさに石塚さんが“バリアフリー的な存在”ですね!」と伝えると、「そうだとうれしいですね。僕自身は、段差があると転びますが(笑)」と照れくさそうに冗談をひと言。現場にはやわらかな笑いが広がりました。
“好き”を掘れ! それだけで人生なんとかなる ──石塚さんが贈る「生きるヒント」
「自分の好きなことを見つけること! それはいつか必ずいきるから」
その根拠には、高校時代の恩師に誘われて訪れた特別支援学校での経験がありました。
「ガンダムばっかり描いてる子がいたんだけど、その絵がめちゃくちゃ上手だったり、パズルがものすごく得意な子がいたり。それぞれ何か夢中になるものがあって、素晴らしかったのよ。そういう視点を大切にする学校が増えたら、きっと学校に行くのが楽しくなるだろうな」
“誰にでも、きっと好きなことがある”。声にも表情にも、実体験からくる深いあたたかさがにじんでいました。
絵本と動画には、きっとあなたの「だいじなやくそく」が見つかる
それは──
エコバッグを持ち歩くことかもしれない。
庭に花をひとつ植えることかもしれない。
隣の人の“いいところ”をひとつ見つけることかもしれない。
これらはどれも、決して大げさなことではありません。でも、絵本のなかでニコが見つけた“役割”のように、私たちの行動もまた、誰かのやさしさにつながっていくはずです。
石塚英彦さんの声にのせて届けられる読み聞かせ動画は、絵本の世界を飛び越えて、私たち自身へ向けた“だいじなやくそく”をそっと思い出させてくれます。今日から一歩、絵本の続きを、あなた自身の手ではじめてみませんか。
撮影/大坪尚人
●石塚英彦さん(いしづか・ひでひこ)PROFILE
1962年2月6日生まれ、神奈川県横浜市出身。お笑いコンビ「ホンジャマカ」メンバー。温厚な人柄と豪快な食べっぷりを生かしたグルメリポートで人気を博し、「まいうー!」の決めぜりふで知られる。食への深い愛情と親しみやすいキャラクターで、バラエティ番組を中心に、司会、ナレーション、ドラマ出演など幅広く活躍中。
『あちちち地球とだいじなやくそく! ニコとサクの大冒険』2月24日発売!

読み聞かせ動画は、『ボンボンアカデミー』にて配信中!
ボンボンアカデミーは、登録者数119万人超の教育系YouTube公式チャンネル。手遊び歌や絵本の読み聞かせ動画など、親の心を楽にする動画がいっぱいです!
























































































