ざんねんないきものシリーズの動物学者が語る「エゾモモンガ」の驚きの生態! 飛行の秘密!

動物学者・今泉忠明先生に聞く「おどろきのいきもの」第12回

動物学者:今泉 忠明

写真/iStock
世界には、とっても不思議な生き物がたくさん! 「ざんねんないきもの」シリーズの監修もされておられる動物学者の今泉忠明先生に、生き物の驚きの特徴や習性を教えていただきました。

今回は、うるうるおめめがかわいいエゾモモンガ! 実は冬眠をしないことなど、3つの驚きポイントをお届けします。

エゾモモンガってどんな生き物?

・リスの仲間

・北海道だけに生息

・夜に活動する夜行性

・木の実や木の芽、花が大好物


全長:約15cm
生息地:北海道

【驚きポイント①】 飛ぶことが得意!

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手と足の間にマントのような「皮膜」があります。

「皮膜」を使って、木から木へと飛んで移動します。

【驚きポイント②】 寒さはみんなで乗り越える!

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寒い冬は集団で体をあたため合います。巣穴には10匹ほどいることも。

冬眠せずに寒い中、食べ物を見つけに行きます。

【驚きポイント③】 ずっと木の上で生活!

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エゾモモンガが地面に降りることはほとんどありません。

食事やうんちやおしっこも、木に登ったまま行います。巣穴は木の高いところにありますよ。
不思議な見た目や技を持った生き物は、他にもいっぱい!

ぜひ、動物園に観察に行ってみてください。

監修/今泉忠明 イラスト/下間文恵 構成/富岡ゆかこ

いまいずみ ただあき

今泉 忠明

Imaizumi Tadaaki
動物学者 日本動物科学研究所 所長

1944年生まれ。ほ乳動物学者。東京水産大学卒業後、国立科学博物館でほ乳類の分類を学ぶ。現在、静岡県伊東市にある「ねこの博物館」館長。...