ざんねんないきものシリーズの動物学者が語る「マンボウ」の生態! 産む卵は1億個以上!

動物学者・今泉忠明先生に聞く「おどろきのいきもの」第10回

動物学者:今泉 忠明

写真/iStock
世界には、とっても不思議な生き物がたくさん! 「ざんねんないきもの」シリーズの監修もされておられる動物学者の今泉忠明先生に、生き物の驚きの特徴や習性を教えていただきました。

今回は、マンボウ! 魚の中で一番卵を多く産むなど、不思議でびっくりな特徴をお届けします。

マンボウってどんな生き物?

・フグに近い魚

・大人のマンボウはとても体が大きい

・クラゲやエビ、魚を食べる


全長:約3m
生息地:世界中の温帯から熱帯の海

【驚きポイント①】 魚っぽくないおもしろい姿!

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前から見ると体は薄っぺらくて、背びれと尻びれがとても大きいんです。

尾びれではなく、「かじびれ」というマンボウにしかないひれがあります。

普段はとってもゆっくり泳ぎます。

【驚きポイント②】 魚の中で一番卵を多く産むよ!

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その数、約1億個

体が大きいメスは、約3億個産むことも!

でも、そのほとんどが大人になれずに死んでしまうんです。

【驚きポイント③】 お昼寝がだいすき!?

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体を横にして、海面でぷかぷか浮いていることも。

これは体を温めるためと言われていますが、本当の理由はまだ分かっていません
不思議な見た目や技を持った生き物は、他にもいっぱい!

ぜひ、動物園に観察に行ってみてください。

監修/今泉忠明 イラスト/下間文恵 構成/富岡ゆかこ

いまいずみ ただあき

今泉 忠明

Imaizumi Tadaaki
動物学者 日本動物科学研究所 所長

1944年生まれ。ほ乳動物学者。東京水産大学卒業後、国立科学博物館でほ乳類の分類を学ぶ。現在、静岡県伊東市にある「ねこの博物館」館長。...