【今日は何の日?】11月30日はアメリカの作家マーク・トウェーンの誕生日!

伝説の冒険少年トム・ソーヤーを生んだ作家の人生と、19世紀アメリカのようす

青い鳥文庫編集部

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伝説の冒険少年トム・ソーヤーを生み出したマーク・トウェーン

東京ディズニーランドで「トムソーヤ島いかだ」というアトラクションを体験したことのある人は多いのではないでしょうか?

そのアトラクションの名前についている「トムソーヤ」という少年を知っていますか? 19世紀に活躍したアメリカの作家、マーク・トウェーンが生み出したキャラクターです。

マーク・トウェーンは1835年11月30日にアメリカのミズーリ州の小さな村に生まれました。

ミシシッピ川の水先案内人の仕事をしていたため、そこで知った「水深二尋」(3.6メートルくらい)の「安全水深」を意味する言葉「Mark Twain」(マーク・トウェーン)をペンネームにしました。

南北戦争で川の交通が途絶えて、金銀を求めて西部のネバダ地方に向かいましたが、うまくいかず。

その後新聞に掲載されたほら小説をきっかけに西部のユーモア作家として名前を知られるようになりました。

ユーモア作家であるマーク・トウェーンは、生まれ育ったミシシッピ川沿いの風景を描き、アメリカ口語を語る、魅力的なキャラクターを次々に作りだしました。ですが、人間の良心についても深く考え、主人公とともに自分がどう生きるべきか悩み、苦しんだ作家でもあります。

そんな彼の作品を、青い鳥文庫では2作楽しむことができます。みなさんと同じ年代の少年が主人公となる、冒険小説です。ぜひどちらも読んでみてね。

『トム・ソーヤーの冒険』

作/マーク・トウェーン 訳/飯島淳秀 絵/にしけいこ
19世紀のアメリカの田舎町、セント・ピーターズバークを舞台に、わんぱく少年トムは所せましと、いたずらをして、みんなを困らせます。その毎日は冒険でいっぱい。

あるときは、家出をして、無人島のジャクソン島でキャンプをして、あげくのはてに、自分たちの葬式に帰ってきたり、またあるときは、夜中の墓場にしのびこみ、殺人現場を目撃したり……。

そして最後には、仲間のハックといっしょに洞窟で財宝を発見! ドキドキワクワクがたくさんの、アメリカ文学不朽の名作です。

\青い鳥文庫版『トム・ソーヤーの冒険』はこちらから/

『ハックルベリー・フィンの冒険(上)』

作/マーク・トウェーン 訳/上杉隼人 絵/にしけいこ
19世紀のアメリカ南部。何ものにもとらわれない自然児のハックルベリー・フィンは、ダグラスさんの未亡人の家での生活にも、学校の勉強にもうんざり。

乱暴者の父親からも逃げ出して、黒人奴隷のジムとともにミシシッピ川を下る旅に出る――。

アメリカ文学史上に燦然(さんぜん)と輝く名作が、読みやすい新訳でよみがえる!

\青い鳥文庫版『ハックルベリー・フィンの冒険(上)』はこちら/

『ハックルベリー・フィンの冒険(下)』

作/マーク・トウェーン 訳/上杉隼人 絵/にしけいこ
ハックルベリーとジムのミシシッピ川を下るいかだの旅は、詐欺師の「王」と「公爵」が加わり、ますます波乱の展開!

ハックは、純真な人たちから大金をだましとろうとする悪党ふたりを追い払おうとするが、つかまってしまう。

さらに、逃亡黒人のジムも売り飛ばされて、はなればなれに。そんなとき、親友のトム・ソーヤーと再会し、ジムを救う計画を立てる――。
~このお話の背景となる、白人対黒人の問題~

この作品が名作である理由の一つとして、アメリカが抱える「人種差別」の問題に真っ向から踏み込んでいるということがあげられます。

21世紀の現代でもこの問題は根強く、「ブラック・ライブズ・マター」運動が世界中に広がったりもしました。

アメリカでは、昔からあった黒人奴隷制度をめぐって1861年に南北戦争が起こりました。奴隷制廃止をすすめる北部と、奴隷制を続けようとする南部で対立したのです。

『ハックルベリー・フィンの冒険』は1830年~40年のアメリカが舞台で、この黒人奴隷の問題を真剣にとらえています。

当時のアメリカでは、奴隷を逃がしたり、奴隷の逃亡を助けたりすることはかなり重大な犯罪とみなされていました。

主人公ハックと冒険する逃亡黒人のジム。彼をどうしたらいいか?

少年ハックは悩みます。法律では彼を助けることは許されない。しかし自分は人間としてどうするべきなのか?

現在も続く人種差別の問題を考える作品です。最終的にどうなったのかは、本を読んでみてね。

\青い鳥文庫版『ハックルベリー・フィンの冒険(下)』はこちらから/


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