わからん薬学事始2

著:まはら 三桃  

発売日 2013/04/19
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
ISBN-13 9784062182706
判型 四六
ページ数 210ページ

薬の製造を唯一の産業とする島「久寿理島」で、470年間、女子直系一族だった木葉家に突然生まれた男子・草多は、島の人から大事に育てられてきた。15歳の春、草多は、その製法が女性のみに受け継がれてきた「気やすめ丸」を万人に効く薬へ改良するために、島の運命を背負って東京へと旅立つ。入学した和漢学園では、伝承薬をつくる特別クラスでの特訓をうけることになったが……。


薬の製造を唯一の産業とする島「久寿理島」で、470年間、女子直系一族だった木葉家に突然生まれた男子・草多は、島の人から「ぼっちゃんは天が下さったのです」と言われて、大事に育てられてきた。
15歳の春、草多は、その製法が女性のみに受け継がれてきた「気やすめ丸」を万人に効く薬へ改良するために、島の運命を背負って東京へと旅立つ。入学した和漢学園では、伝承薬をつくる特別クラスでの特訓をうけることになる。そんなある日、胆石症の牛の胆嚢からとれる漢方薬のゴオウを求めて、牧場へ行った草多だったが……。

一 嵐の危機 二 Xクラス 三 草多ひらめく 四 遥かなる北の大地 五 草多VS.秀有 六 メル 七 真赤とブランカ 八 真赤の決意 九 正太郎あらわる 十 胸のときめき 十一 『気休め丸』の声 十二 『気休め丸』の作り方? 十三 『気まぐれなんかじゃない』

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