累計発行部数200万部! 山崎貴監督で映画化「おばけずかん」 41巻までのおばけから担当編集が選んだ3冊は「がっこう」「レストラン」「しょうがっこう」

おばけずかん担当編集直撃インタビュー 前編

ライター:中村 美奈子

①『がっこうのおばけずかん』

『がっこうのおばけずかん』作/斉藤洋、絵/宮本えつよし(講談社)

Amazonで詳しく見る↓

ポイント:自分の学校にもあるモノがおばけになっている!

学校の理科室にある「ひょうほんがいこつ」や「トイレのはなこさん」、校庭の「にのみやきんじろう」、校長室に飾られている歴代校長の写真など、実際に学校にあるものが、「おばけだった!」というおはなしなのですが、これが子どもたちにすごく楽しまれているのだと思います。

この1冊目以降もいろいろな「がっこうのおばけずかん」が出ていますが、やっぱり最初の1冊目が私はオススメです!

ポイント:かわいくて絵が描きやすいおばけ「トイレのはなこさん」が超人気!

トイレのはなこさん「おばけずかん キャラクター」より。

この本に登場する「トイレのはなこさん」は、人気投票をすると絶対に上位に入るダントツの人気キャラクター! お手紙にもよく絵を描いてくれる子が多いんです。

白いブラウスに真っ赤なミニスカートという姿も、特徴をとらえやすくて描きやすいのかなと思います。

ポイント:斉藤洋先生のお気に入りおばけ「れんぞくこうちょうせんせい」が初登場!

れんぞくこうちょうせんせい「おばけずかん キャラクター」より

どのくらい斉藤先生が気に入っているのかというと、2022年に7月に公開されたおばけずかんが原作の映画『ゴーストブック おばけずかん』(山崎貴監督作品)に、斉藤先生ご本人が校長先生の役で出演しているほど! 

校長先生は重要な役割なので、ぜひ観て斉藤先生を探してみてくださいね。

2冊目は『レストランのおばけずかん だんだんめん』

83 件