累計発行部数200万部! 山崎貴監督で映画化「おばけずかん」 41巻までのおばけから担当編集が選んだ3冊は「がっこう」「レストラン」「しょうがっこう」

おばけずかん担当編集直撃インタビュー 前編

ライター:中村 美奈子

名前だけで笑えるおばけ、だ~れだ?(ヒントは表紙のミドリのヤツ)

名前を言うだけで、みんなが笑うおばけとは……

「かいてんしすぎずし」です!

みなさん、声に出してちゃんと言えましたか? 「かいてんずしぎすし」とまちがえたり、「かいてんし……す……?」と止まったりしませんでしたか(笑)?

おばけの名前だけで盛り上がれる、楽しい一冊なんです。

かいてんしすぎずし「おばけずかん キャラクター」より

実は食いしん坊の私が、食べ物のおばけを出してほしくてお願いしたのですが、斉藤先生のネーミングセンスに脱帽! 

「おこさまままいす」も「ま」の数があやふやになってしまう、呼びづらさがいいですよね(笑)

ポイント:身近な食べ物がかわいくなった!

食べ物が元になったおばけたちは、カラフルでかわいいんです。ラーメンやお寿司は絵に描きやすく、子どもたちからのお便りにもよく描かれています。

「トイレのはなこさん」もそうですが、お便りに描かれているおばけたちは人気が高いですね!

ポイント:ネタがつきないからシリーズが続く!

バナナバケ「おばけずかん キャラクター」より

食べ物やレストランはネタの宝庫! 「だんだんめん」のデザート「バナナバケ」がすごく人気になったので、「次の『レストランのおばけずかん』にも1品デザートを出してください」とお願いして書いてもらった「ふらふらフラッペ」も、大人気に。

「バナナバケ」は食べられませんでしたが、「ふらふらフラッペ」は、フルーツだけ食べることができます(笑)。

ふらふらフラッペ「おばけずかん キャラクター」より

3冊目は7000通の応募作から選ばれた、選りすぐりのおばけが登場する作品!

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