
累計発行部数200万部! 山崎貴監督で映画化「おばけずかん」 41巻までのおばけから担当編集が選んだ3冊は「がっこう」「レストラン」「しょうがっこう」
おばけずかん担当編集直撃インタビュー 前編
2025.08.21
ライター:中村 美奈子
③『しょうがくせいのおばけずかん かくれんぼう』

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ポイント:斉藤先生も絶賛! しょうがくせいが考えたおばけが登場
この本に登場するおばけたちは、2019年春に開催した「ベネッセおばけずかんコンテスト」で入賞したものです。7000通以上も集まった応募作は本当にどれもおもしろくて、全部選びたくなるくらいでした!
選んだ斉藤先生も「自分では思いつかなかった!」と感心されていましたね。絵を描いている宮本えつよし先生も、小学生の自由な発想に刺激を受けていました。
名前もちゃんと考えてくれていて、個人的に「いてくれたらいいな」と思った「ランドセルのなかのこびと」が好きです。

ポイント:おばけはともだち!
応募作だけでなく、いつもいただくお便りを読んでいても感じることなのですが、子どもたちにとって「おばけずかん」のおばけは、「こわいもの」というよりも「身近にいるともだち」みたいな存在なんだなということ。
読者のひとりから「(自分たちを)見守ってくれていると思っている」と書かれていて、嬉しくなりました。
ポイント:夢の一冊
自分が考えた「おばけ」を、斉藤先生がお話にしてくれて、宮本先生が絵も描いてくれる。「一生モノの宝物」ですよね。
正直、『しょうがくせいのおばけずかん』を作るのはとても大変でしたが、子どもたちや、協力してくれた方々みんなと作った印象深い一冊です。