【驚きの53%】延長保育を避けるためにママが働き方を調整! 共働き夫婦の負担と分担の現実

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コクリコラボ

それでもママに負担が偏るモヤモヤも

育児や働き方を工夫しながら家庭を回しつつも、アンケートにはモヤモヤとした気持ちを抱える声も見られました。

・行きも帰りも私が送り迎え、仕事の時間を調整するのも私。なので、やはり不公平感は感じています。家事育児には積極的な夫ですが、やはり仕事のこととなるとなかなか難しいようです。(30代/小4、1歳の男の子のママ)

・毎日延長保育はかわいそうかな? という思いで仕事を調整してしまう。夫は特に意見はない反面、自分には関係のないことと思っているようです。(40代/小2、5歳の男の子のママ)


パートナーが家事や育児には協力的でも、仕事とのバランスとなると難しさを感じるようです。

・育児は母親がやるのが当たり前というのを今の子どもたちが働きに出る前に世の中が改善してほしい。(30代/高3、小1の男の子、高2の女の子のママ)

パパの育児参加が当たり前になりつつある今も、「育児は母親がやるもの」という価値観は根強く残っているのも事実です。

・夫は自分の母が専業主婦だったため、妻が家にいて子どもを見ることが当たり前という価値観だった。そのため何年もかけて、妻がフリーランスになり子どもを見ることと両立していることの苦労、保育代をどれだけ節約できているかなどを折に触れて説明した。2人目が生まれ、5年ほどでやっと理解した様子。長い戦いだった。(40代/中1の男の子、小4の女の子のママ)

子育ての大変さをパートナーに理解してもらうまでに、5年もの時間を要したというママもいます。価値観の違いは簡単には埋まらず、長い時間をかけて向き合っていく必要がある現実が見えてきます。

・夫が昼~夜遅く勤務、私が9:00~17:00勤務で、朝は夫に任せて出勤できた一方、夜は私が一人でごはん・お風呂・寝かしつけまで担うことが多く、負担が大きかったです。結果的に退職しましたが、「夫は私の大変さを本当に理解していたのか」という疑問は常にありました。分担は時間の長さだけでなく、体力・気力の負担も含めて具体的に話し合うことが大切だと感じます。(30代/小2の女の子のママ)

たとえ分担していても、感じる「しんどさ」は同じとは限りません。目に見えない負担に気づき、理解しようとしてくれているかが大切ですね。

ママたちの本音「世の中こうなってほしい!」

写真:milatas/イメージマート
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最後に、「世の中こうなってほしい!」という、ママたちの率直な願いをご紹介します。

・定時退社が当たり前、フレックスタイムの導入、時短でも賃金がフルタイム並みに稼ぐことができるようになること、男性も定時退社が当たり前、時間外の接待や飲み会の廃止。(30代/5歳、1歳の女の子のママ)

・男性、女性関係なく柔軟な働きかたのできる会社が増えればよいなぁ、と思います。(30代/小4、1歳の男の子のママ)

・男性も女性も等しく、子どもに合わせて柔軟に対応できること。(40代/小2の女の子、5歳の男の子のママ)

柔軟な働き方を求める声が多く寄せられました。家庭の状況はひとつとして同じものはありません。だからこそ、それぞれに合った選択ができる環境が必要ですよね。

・人員に余裕を持ち、まわりにもっと協力できる体制があればいいのにと思ったことはあります。(30代/小3、年中の男の子のママ)

・定時で帰れることも大切だと思いますが、子育て以外の理由であっても、だれもが休みを取りやすい雰囲気があるとよいなと思います。(40代/小5、小2の女の子のママ)

休みの取りづらさは、働くママの悩みのひとつ。人手不足が課題とされる現代において、無理なく働き続けられる環境づくりは、今後ますます重要になりそうです。

・一馬力でも回せる経済力。(30代/小1、年中のママ)

とてもシンプルですが、根本的な問題を突いた一言です。

・保育士さんの増員と、勤務時間や給与などの待遇改善。(40代/4歳の男の子のママ)

安心して子どもを預けられる環境の裏側には、保育士さんの存在があります。近年は保育士不足も指摘されており、現場の負担を軽減する取り組みも必須です。

・なかなか現実的には厳しいですが、定時退社が当たり前の文化、柔軟なリモートワーク、男性の育児参画への理解、保育士さんの増員と待遇改善など、すべてが一律で実現することを切に願います!(30代/小5の男の子、小1、5歳の女の子のママ)

どれかひとつではなく、すべてがそろってこそ意味がある。そんなママの声には、多くの人が共感するのではないでしょうか。簡単ではないと分かっていても、そう願わずにはいられません。

・延長保育がかわいそうという世間のイメージを変えていければいい。結局、ならいごととかするならば同じ時間を過ごさないので。(40代/小6、年中の女の子、小4の男の子のママ)

世間が抱く延長保育に対するイメージに、違和感を覚えるという声もありました。

こちらは座談会に参加したママからの声です。

・我が家は延長保育はあまり利用しなかったんです。実は主人の母が「かわいそうだから」と言っており、必要な場合は義母が迎えに行っていたので、利用の機会はほとんどありませんでした。ただ、まったく利用しなかったわけではなく、「子どもが楽しんでいるので」と説明して延長保育を使ったときや、親に言わずに延長保育を使ったときもあります。私自身は延長保育は制度としては必要なものだと思っていたのですが、親世代は「かわいそう」というのが多くて、少しモヤモヤしました。(中1、小4の男の子のママ)

延長保育に対する考えかたは、世代によっても違いがあるようです。身近な人の言葉だからこそ、思った以上に気持ちに引っかかってしまうこともあります。周囲のイメージが少しずつでも払拭されていけば、ママたちの気持ちも軽くなるのかもしれません。

預け時間の悩みは、社会の課題でもある

今回のアンケートから見えてきたのは、「調整」という言葉では収まりきらないほどの、大きな選択と向き合っているママたちの姿でした。パートナーと協力したり、周りを頼ったりと工夫しながらも、子育ての負担がママに集まりやすい現実はまだ続いています。

柔軟な働き方、休みを取りやすい職場、保育士さんの待遇改善。こうした環境が当たり前になり、パパママがひとりで抱え込まなくて済む日が1日でも早く訪れることを願わずにはいられません。皆さんは、子どもの預け時間についてパートナーと話し合ったことはありますか?

※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

【関連書籍】

『ワンオペ育児モヤモヤ脱出ガイド 「つかれない家族」になるための31のヒント』著:ハラユキ(講談社)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

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