受験伴走で「疲れ」や「メンタルの負担」を感じた保護者は8割以上
まずは、中学受験を経験した、または現在取り組んでいる子どもを持つ保護者に、受験伴走で自身が「疲れ」や「メンタルの負担」を感じたことがあるか尋ねました。
【中学受験】
中学受験では、「かなり感じた」と回答した保護者が27.3%、「多少感じた」が63.6%でした。合わせて90.9%の保護者が、疲れやメンタルの負担を感じていました。
【高校受験】
続いて高校受験では、「かなり感じた」と回答した保護者が38.9%、「多少感じた」が44.4%で、合わせて83.3%という結果に。
今回の回答では、中学受験・高校受験ともに、8割を超える保護者が負担を感じていました。子どもを支えるなかで疲れたり、気持ちに余裕がなくなったりすることは、決して一部の保護者だけの経験ではないようです。
中学受験は日々の管理、高校受験は費用や進路選びが負担に
子どもの受験を支えるなかで、保護者は何に負担を感じていたのでしょうか。アンケートの結果を、中学受験・高校受験別に紹介します(複数回答)。
【中学受験】
中学受験では、「子どものスケジュール管理」を選んだ保護者が最も多く、「子どもの息抜きや遊びとのバランス」「勉強するよう声をかけること」が続きました。
これらの項目からは、勉強と息抜きのバランスを取りながら子どもを支えることに、保護者が難しさを感じている様子がうかがえます。
【高校受験】
高校受験では、「受験にかかる費用」が最多でした。次いで、「子どもの体調管理」「志望校選び・受験校選び」「勉強するよう声をかけること」の順となりました。
「勉強するよう声をかけること」は、中学受験・高校受験ともに上位にあがった、保護者共通の悩みでした。
家族でどうサポート? 受験「伴走」の役割分担
スケジュール管理や送迎、学校・塾とのやり取りなど、受験期間中に保護者が担うサポートは多岐にわたります。こうした負担を、家庭ではどのように分担しているのでしょうか。
続いて、配偶者・パートナー・祖父母などの家族と、受験サポートを分担できているかを尋ねました。
【中学受験】
中学受験では、受験サポートを「家族で役割分担できている」「主に自分一人で担っており、問題はない」と回答した保護者がともに31.8%、「主に自分一人で担っており、負担を感じている」が18.2%でした。この結果から、50%の保護者が主に一人で受験サポートを担っていることがわかります。
半数の保護者が受験サポートを主に一人で担うなか、家庭での役割分担について、次のような声が寄せられました。
・わが家はまさに受験のサポート中ですが、子どもの送迎以外のサポート作業はすべて母親である私に負担がかかっている状態です。
・わが家では、子どもの学習指導について教科ごとに夫婦で分担して対応しています。
・学校説明会への参加は私、志望校の検討は夫と役割分担ができたため、夫婦で意見がぶつかることもなくよかったです。
サポートの大部分が一人に集中している家庭もあれば、教科や説明会への参加など、内容に応じて夫婦で役割を分けている家庭もありました。
【高校受験】
一方、高校受験では、受験サポートを「主に自分一人で担っており、負担を感じている」と回答した保護者が38.9%、「主に自分一人で担っており、問題はない」が16.7%で、合わせて55.6%でした。
主に一人でサポートを担う保護者は、中学受験・高校受験ともに約半数でした。そのうち、中学受験では「問題はない」とする保護者が多かったのに対し、高校受験では「負担を感じている」とする保護者が多く、受け止め方に違いが見られました。
また、高校受験の保護者からは、具体的なサポートとして「本人から相談があれば一緒に考える」「子どものお腹を満たして見守り、必要なお金を出す」といった声が寄せられました。子どもからの相談に応じるほか、食事の用意や費用の負担などを通じて、受験生活を支える様子がうかがえます。































