お金に関するモヤモヤ&本音
たまの帰省ではまとまった出費がともないがちです。お金に関する話はデリケートなので言い出しづらく、モヤモヤが溜まる分野です。
・帰省にお金かかるなーとは思っています。でもこれは必要経費!と割り切ってあまり考えないようにしています。
遠方の場合、帰省にかかる交通費は子育て世代にとってかなりの負担です。
次にご紹介する帰省中の食費については、状況が真逆のモヤモヤが寄せられました。
・義実家に行くと暗黙の了解で夕食代などをうちが負担する。夫がきょうだいの中で最後に結婚したので、いまだに独身貴族時代と同じようにお金を使えると勘違いしている。ほかのきょうだいは生活が大変だからと言うけれど、我が家も子どもが複数いるし楽なわけではない。
帰省中の食事代を負担させられるというモヤモヤです。前回特集した、義実家がパパを子ども扱いしている事例にも通じます。
・義実家に行くと全員で必ず外食するのですがそれが気まずい。お金は義実家が払ってくれますが、わたしは毎回出してもらうのは申し訳ないから払いたいと言うが、旦那に止められます。義実家も家のローン払い終わってないと話しているし、無理してるのではと気になるから行きたくないです。
さきほどとは逆に、帰省中の食事代を義実家が出してくれても、気を遣ってモヤモヤ。どちらにしてもモヤモヤするのですね。「割り勘はカッコ悪い」「誰かが奢る」という文化が、モヤモヤを生み出している気がしてなりません。
贅沢な悩み? 気を遣われすぎてもモヤモヤ
ここまでのエピソードに比べると贅沢に見えてしまうかもしれません。でも帰省中に気を遣ってくれる義実家に対し、ママは手放しで喜べないことがあるのです。
・めちゃくちゃ私に気を遣ってくれてるのが伝わって、申し訳なくなる。
・お母さんがいい人すぎて、義実家に行くといつも洗濯掃除ご飯すべてやってくれる。そろそろ高齢なので甘えてしまうのも申し訳ないのですが気がつくと全部完璧に終わってるので手が出せず。ならお金を払うと思っても最終日に交通費をまとめて渡されてしまう始末。帰省することが逆にお母さんの負担になっていないか心配になります。
気を遣われすぎることで距離を感じてしまったり、帰省が負担にならないか心配になったり。あまり気を遣われても、帰省しづらくなってしまいます。
結局、義実家と自分の実家の違いって?
ママたちを集めた座談会では、義実家へのモヤモヤの話が盛り上がりました。そんなママたちに「義実家への帰省にあたってモヤモヤするのはなぜでしょうか。自分の実家への帰省に比べていちばんの違いはなんですか」という質問をぶつけてみました。
「義実家と実家との違いは、『寝ころべるか、寝ころべないか』。実の娘のように接してはもらえますが、完全にさらけ出しているか、というとちょっと違うかなと思います。」(小4・年長の男の子のママ)
こちらの意見はかなり説得力があると感じました。どんなに関係性がよかったり、いい義理のご両親だったとしても、本当の娘のように寝ころべるママはほとんどいないのではないでしょうか。
もちろん義理のご両親のお気遣いもあるでしょうが、関係性のよさはママの努力や気遣いによっても成り立っています。肉体的にはもちろんのこと、精神的にも「寝ころべない」からこそ疲れてしまうのでしょう。
今年は新型コロナウイルスが5類に移行して初めての年末年始となります。長らく義実家との交流が途絶えていたご家庭が、今年は数年ぶりに帰省することもあるのではないでしょうか。
今回のシリーズの特集で取り上げた、他のママたちのエピソードやアドバイスで元気をもらいつつ、無理をしすぎないで帰省を乗り切りましょう。
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。
コクリコラボ
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )
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