育児中の生理を楽に! みんなが使っているアイテム事情
ここからは、ママたちの生理アイテム事情を見ていきましょう。
上のグラフは、生理中に使用しているアイテムを聞いた結果です。
125人中123人が紙ナプキンを使用していると回答し、圧倒的に多い結果となりました。
一方、紙ナプキンだけでなく、月経管理アプリや生理用ショーツなどを取り入れているという声もありました。少しでも育児中の生理を快適に過ごしたいという思いから、自分に合う方法を組み合わせている様子がうかがえます。
座談会に参加したタイ在住のママからはこんな話を聞けました。
タイは生理用品をたくさん売っているのですが、日本と全く同じものは売っていません。一時帰国のたびにまとめ買いしています。タイの生理用品は吸水力が弱いのに、テープの粘着力が強すぎて破れてしまうことも。やっぱり日本のものが一番だと感じています。(6歳、1歳の女の子のママ)
海外に住んでみて、改めて日本の生理用品の品質の高さに気づいたというエピソードでした。
上のグラフは、「これまで使ったことはないけれど、気になっている生理用アイテム」について聞いた結果です。
特に多かったのは月経カップです。ほかにも、吸水ショーツやショーツ型の紙ナプキンに関心を寄せるママが多く見られました。
今の方法でもなんとかやっているけれど、「もっと安心できるものはないかな」「少しでもラクになれたらいいな」と思っているママは少なくないようです。育児と生理を両立する毎日の中で、より快適な方法を探している様子が伝わってきます。
育児中の生理を救う! ママからのアドバイス
お風呂問題、トイレ問題、体調不良、そしてPMS。アンケートからは、たくさんのリアルな生理の悩みが寄せられました。それでも、ママたちはその中で少しでもラクに過ごせる方法を見つけようと、日々工夫を重ねています。
ここからは、実際に「これに助けられた」「やってよかった」という声をご紹介します。
これに助けられた! ママおすすめの生理アイテム3選
◆シンクロフィット
アンケートで「使ってよかった」という声が多かったのが、シンクロフィットです。
シンクロフィットとは、ナプキンと併用して使う補助吸収アイテム。直接体にあてて使うことで経血をしっかり吸収し、漏れを防ぎやすくしてくれるのが特徴です。
・シンクロフィットは目からウロコでした! 安心感が違います。包み紙もトイレに流すことができるので、他所のお宅でも困らないですし、かさばらないのでポケットに入れておくこともできます。(40代/小5の女の子のママ)
目から鱗という表現が、その安心感の大きさを物語っています。
・シンクロフィットは画期的だなと思い、愛用しています!多いときでも漏れを気にすることもなく、タンポンのような違和感は好きないです。(30代/小3、小1の男の子、年中の女の子のママ)
・子育ては関係ないかもしれませんが、シンクロフィットは横になっても漏れにくく、今も活用しています。(40代/中3の女の子、小5、小1の男の子のママ)
トイレにすぐ行けない場面や、寝かしつけで横になる時間が長いときなど、育児中ならではの不安をやわらげてくれる存在のようです。
一方で、座談会では「装着した後にズレたりしない?」という不安の声もありました。しかし実際に使っている方からは、「ズレたことがないです!お尻側にはめてしまったりすると痛かったりするので、最初は装着の位置にコツが必要です。使用するのは量が多いときが良いです。量が少ないときに使うと擦れたりして痛いこともあります」という具体的なアドバイスも。
はじめは少し戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば快適に使えるという声が多く聞かれました。
◆月経カップ
月経カップとは、膣内に装着して経血をためるシリコン製のカップ型アイテムのことです。一定時間ごとに取り出して洗い、繰り返し使えるのが特徴です。
アンケートでは、「気になっているアイテム」として1位に挙がっていました。興味はあるけれど、まだ試せていないというママも多い一方、実際に使っている方からはこんな声が寄せられています。
・お風呂での血液問題が一番解決できなかったので月経カップを使い出したら快適で湯船にも浸かれるようになった! そして、夜の漏れもなくなった!(40代/中1、小1の女の子、小4の男の子のママ)
・月経カップを使いだしてからワンオペのときの入浴も多少ストレス軽減できている。(30代/3歳の男の子、1歳の女の子のママ)
モヤモヤで一番多かったお風呂問題がぐっとラクになったという声を聞くと、試してみたくなりますね!
◆低用量ピル・漢方・ミレーナ
生理そのものを整える方法として、低用量ピルや漢方薬、ミレーナ(避妊リング)を取り入れているママもたくさんいます。
※低用量ピルは医師の診察を受けたうえで処方される医療用医薬品です。漢方薬には、医療機関で処方されるもののほか、ドラッグストアなどで購入できる市販薬もあります。また、ミレーナは医療機関で医師が子宮内に装着する医療処置が必要です。いずれの方法も体質や体調によって適したものが異なるため、使用を検討する際は医師や薬剤師などの専門家に相談してください。
・生理が不規則だったので、産婦人科で低用量ピルを処方してもらっていました。生理のタイミングがわかるので、予定も立てやすいですし、PMSも軽減して子どもと穏やかに過ごせるようになったと感じています。(30代/小3の男の子、6歳、0歳の女の子のママ)
・はじめてピルを飲むようになり、まず時期が安定していること、メンタルの乱高下が落ち着くこと、出血量が少ないので外出先でも困らなくなったことなど私にとっては良いことばかりでした!子どもにも「女の子の日だよ」と生理について伝えるようにしているので、上の子は心配してくれるようになりました!(30代/年長の男の子、満3歳児クラスの女の子のママ)
生理のタイミングや症状を整えられるというのは、育児中のママにとってかなり心強いですよね。
・漢方を飲むこと。子育ての大変さに参って、感情のコントロールが難しいときがありました。自分ではどうしようもないので漢方を使用したら少し気持ちが楽になったきがします。(40代/17歳、15歳の女の子のママ)
こちらは漢方薬を取り入れているママの声。感情の波が少し穏やかになるだけでも、生理中はずいぶんラクになりますよね。
また、ミレーナを装着しているというママもいます。ミレーナとは、子宮内に装着するT字型の避妊具で、正式名称は「子宮内黄体ホルモン放出システム(IUS)」です。
避妊目的だけでなく、生理痛や月経過多の改善にも有効性があるため、生理の不調を軽減する選択肢として選ばれています。
・ミレーナ挿入! 今は3年経ちましたが、生理はほぼ無く快適な毎日です。(30代/年中の男の子、2歳児クラスの女の子のママ)
・ミレーナ入れてよかったです。ほんと生理痛改善しました。(30代/小1の女の子、2歳の男の子のママ)
毎月のつらさから解放された! と、晴れやかな声が印象的です。
・三女の産後月経過多になり産院で相談したところミレーナをすすめられる。ピルは体質に合わず毎日服用するのが難しいため、ミレーナは保険適用で数千円かつ効果は5年間持続と説明され即決。ワンオペも多いので生理がないことがこんなに快適だとは思わなかった。(30代/小2、年長、2歳の女の子のママ)
一度装着すれば、約5年間効果が持続するとされているミレーナ。妊娠や出産をすぐに考えていない人にとっては、生理の負担を軽くする手段になることもあるようです。
体質や症状によって合う・合わないはありますが、「我慢するしかない」「気合で乗りきる」と思い込まず、医療の力を借りるという選択肢があることも、心に留めておきたいですね。
「赤ちゃんのベッドだよ」子どもにも伝わるわが家の性教育
生理の困りごととして、子どもにどのように伝えればいいかという悩みがありました。ママたちの伝え方をみていきましょう。
・子どもに伝える。なんとなくの仕組みや、高温期で辛いこと、痛みが辛いことなど、イライラしてしまうこともすべて伝えて理解してもらうことでお互い楽になりました。(30代/7歳の女の子のママ)
・子どもはまだ小さいですが、女の子なので、生理の話をするチャンスだとポジティブに捉えて、分かる範囲でするようにしています。自分の身体を大切にしたり、体調の悪い人を思いやるきっかけにもなればいいなと思っています。(40代/年少の女の子のママ)
体の仕組みをきちんと伝えることで、気持ちが軽くなったという声も。隠すのではなく、わかる範囲で共有するという姿勢が大切ですね。
・お風呂で血だらけになる前に娘たちに伝えたことがあります。これは赤ちゃんのベッドだよ。ママのお腹に赤ちゃんがいなければ古いベッドは血になってさよならするんだよ。と教えているので血が怖いというより、赤ちゃんがいないんだねと言ってくれるようになったのが良かったです。(40代/5歳、3歳の女の子のママ)
・幼稚園くらいから良い性教育の機会だと思って「生理」については伝えてます。女の人にはお腹に赤ちゃんが来るベッドがあって、来ないときは血と一緒に古いベッドが出てきて新しいベッドになるんだよ~くらいの温度感で。もう小5の息子は言葉は習ってるようなので、隠さず「ママ、生理だからお腹いたい、眠い!」と伝えています。(40代/小5、小2の男の子のママ)
「赤ちゃんのベッド」という言葉を使って説明しているママの声が多かったです。小さなお子さんがいる家庭では、イメージしやすい表現で伝えているのも大切ですね。
・生理になると腹痛や腰痛などで体調が悪くなったり、生理前もいろんな症状が人それぞれあるということを早めに伝えてたせいか、生理前や生理中になると、長男が気遣ってくれる。(30代/小4、年長の男の子のママ)
・我が家は息子1人なので、女の人は生理があってそれはすごく身体が辛い、お腹が痛い、大変だということを伝えているし隠さないようにしている。血の量が減ってきたら一緒にお風呂に入って、血が流れるところも見ている。だから、最近は生理だと伝えると「しんどいな、大丈夫?」「お皿洗おうか」など自ら動いてくれるようになってくれた。(30代/小2の男の子のママ)
男の子にもきちんと伝えることで、思いやりの芽が育ったという声も印象的でした。そんなエピソードを読むと、心が温かく救われる気持ちになります。
隠すよりも共有することで、家族の支え合いが生まれるという好循環もあるようです。
生理周期を家族で共有! パートナーの協力を得るための宣言術
・夫に生理予定日をシェアすること。腹巻きなどであたためる!(30代/2歳の男の子のママ)
・生理のときは、家族にママは今生理だよとつたえ、特に主人にはわたしがキツくなるので、優しく子どもに接してほしいと伝えるようにしています。(30代/5歳の男の子、2歳の女の子のママ)
「察してもらう」のではなく、先に伝えておく。これは、育児中の生理を乗りきるうえで、とても大きなポイントではないでしょうか。
・生理周期を家族に共有すること(アプリの共有)、生理のことを隠さず性教育につなげること。(40代/中3、中1の女の子、小3の男の子のママ)
なかには、生理周期をアプリで家族と共有しているという声もありました。毎回口で説明しなくても、予定として見える化されているのは確かにラクそうです!
そして、こんなユーモアあふれる声も。
・生理前はイライラするので、「お母さん、そろそろ生理です! イライラする期間に入りました!」という宣言をして、子どもたちが警戒モードに入りますが、それも正しいのかどうかは分かりません(笑)。(40代/小6、小4、4歳、0歳の男の子のママ)
堂々と宣言するスタイル、いいですね! 子どもたちが警戒モードに入るそうですが(笑)、それも含めて家族の大切なコミュニケーションのひとつです。
育児中の生理は一人で抱え込まない! 家族で乗り切ろう
育児中の生理は、ただ体がつらいだけではありません。お腹が痛くても横になれない。眠くてもゆっくり休めない。トイレに行くタイミングさえ思うように取れない。そんな「休めない状況」が重なることが、育児×生理の大変さをより大きくしているのだと、今回のアンケートからもあらためて実感しました。
そのつらさの感じ方や悩みは、人それぞれ違います。だからこそ、「一人で抱え込まないこと」が、育児中の生理を乗りきるカギなのかもしれません。
毎月やってくるものだからこそ、便利グッズや医療の力も借りて少しでもラクに過ごせる方法を見つけながら、自分の体を大切にしていきたいですね。皆さんは、どんな工夫をしていますか?
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。


















































































コクリコラボ
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )