中2で「不登校」から公立大医学部「合格」 元野球少年の「壮大な紆余曲折」の本当の価値とは

不登校から小児精神科医を目指すまで 母親インタビュー最終回「手放した10の思い込み」/全6回 (3/4) 1ページ目に戻る

教育ジャーナリスト:おおたとしまさ

孝子:niconでは、トーキョーコーヒーのほか、無料のフリースクールも、地域食堂も、服の交換会もしています。フリースクールでは、標津の漁師さんの協力で漁師体験をしました。

宿泊学習として日高でラフティングもしました。「地域食堂nicon」では、畑をやったり、生演奏の音楽を聴けるコンサートなどを開催しました。

niconの日高でのラフティング。  写真提供:倉孝子さん
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やってることに一見まとまりがないんですけど、「今この瞬間を楽しんで生きていこう」という、そういう認識を持った人たちが集える場所だな、と思っています。

不登校で悲しい気持ちになっている保護者同士がつながり、地域のプレーヤーになることで元気になっていく場を増やしたい。

私が中心的にやっているのは、やっぱりトーキョーコーヒーです。私のなかでは二本柱で考えていて。一つは、不登校の親子が遊ぶ活動。七夕やハロウィン、クリスマスといった季節行事をやったり、料理を作ったり、手仕事をしたり。

もう一つは、大人向けの講座。やっぱり、大人の視点が変わらないと、苦しさから抜け出せないと、すごく思うので。教育関係の人に来てもらって、勉強会やお話会をやっています。現在市内3ヵ所で活動していますが、これを全区に広げたい。

私たちは、特別な資格も何もない、ただのお母さんの集まりなんです。お母さんたち自身が良い場所を作れるし、それによってお母さん自身も元気になるし、結果として子どもたちも元気になってくる。

今のメンバーはみんな、本当にそうなんです。だから、お母さんたちが一歩踏み出せるような、勇気を持ってもらえたらいいな、と思っています。

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不登校で手放した「10の思い込み」とは?

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