
教育ジャーナリスト・佐野倫子です。「中学受験伴走」連載、今回は2025年2月上旬に終えたばかりの「中学入試本番のエピソード」が私のもとにたくさん届きました。
今年の中受最前線も、波瀾万丈なことばかりでした……!
目次
中学受験率は2025年も高止まり
2025年の首都圏の入学入試の受験者総数は、前年よりわずか100名減の5万2300名」と過去40年で3番目の受験者数となり、受験率は18.10%と、過去最高の昨年よりわずか0.02%下回った、過去2番目の高さになりました。(首都圏模試センター調べ:https://www.syutoken-mosi.co.jp/blog/entry/entry004634.php)
2025年は2月2日や3日に一部降雪予報もあり、どうなることかと気を揉みましたが大きな交通機関の乱れはなく終了しました。
一方で、個人で見ればいつだって中学受験は波乱万丈。誰ひとりとして同じ受験はありません。私のもとに取材で集まった声は悲喜こもごも、伴走した親御さんにはいくつもの事件がありました。