
うっかりをサポートする“かぶせ裏”ポケット!
まだまだ学校生活に慣れない新1年生に、忘れ物はどうしてもつきもの。そんな子どもの「ワーキングメモリ」に着目したのが、文房具メーカーのソニックです。
「忘れ物を含む“うっかり”には、ワーキングメモリが関係している場合があります。人間は入ってきた情報を脳へメモして整理したり、不要な情報を削除したりしながら生活していますが、小学生の子どもはまだまだワーキングメモリが発達途上。
そこで、道具を使ってルールや仕組みづくりをサポートしたり、ワーキングメモリをトレーニングするアイテムの開発をスタートしました」(ソニック・小旗咲良さん)
そして2021年に登場したのが、ランドセルのかぶせ(ふた)に装着する『メモポケット ランドセル用』(全4色、1,430円・税込)。発売以来、「忘れ物が減った」と口コミで人気を呼び、今では発売当初の3倍も売れているそうです。


「ランドセルは、荷物を取り出す際にかぶせを開閉しますよね。その際、かぶせ裏はランドセルを開けると必ず見える位置にあるので、思い出すには最適な位置です。忘れたくないことをメモしてこの位置で見られたらいいいのではと考案しました」(ソニック・小旗さん)
手前の「小ポケット」に忘れたくないことをメモした紙を入れておけば、ランドセルを開くと、パッと目に入ります。「ファスナー付き大ポケット」には、忘れがちなハンカチやマスクなど、ランドセルのすみっこにやられがちな小物を入れるのに便利。
「持ち物や宿題を忘れないで、というメモはもちろん、『今日は5時から水泳教室だよ』など習い事などの伝言にも。メモのある日は忘れ物が減ったなど、効果を実感する声も多数いただいております」(ソニック・小旗さん)
これまでの2色(ブラック・バイオレット)から、2025年はライトブルーとグリーンの新色を追加。ランドセルのカラーや好みに合わせて選べます。
学校机とランドセル共通の「inバッグ」で忘れ物なし!
さぁ音読の宿題をしよう、としたら「あ、国語の教科書、学校に忘れてきちゃった……」なんてことになるのが、新1年生あるある。反対に、一生懸命解いた宿題のドリルを家に忘れて登校したりなんかも日常茶飯事です。
「置き勉が認められるようになり、必要な教材や宿題まで学校に置きっぱなしにしてしまう……といった悩みを持つ親御さんの声を聞いたのが開発のきっかけです。
授業が終わったら『早く帰って遊びたい!』の気持ちが先行して持ち帰りを忘れてしまったり、机の中が整理できておらず選別ができないなども、忘れ物の原因として考えられます。そこで、学校机・ランドセルどちらにもすっぽり入って、まるごと移動できるバッグを開発しました」(ソニック・小旗さん)
「メモポケット」と同じ、子どものうっかりをサポートする「うかサポ」シリーズで、2024年に発売された「学校机inバッグ A4 マルッともち帰り!」(1,650円・税込)です。


「その名のとおり、学校の机にそのままインできるバッグです。机の中に入れても教材の出し入れがしやすいよう、バッグの口が開いたままになるプレートを付属したり、中身が見やすいよう、バッグ側面はメッシュ生地を採用しています。
バッグごとランドセルと机に入れられるので、荷物の持っていき忘れ・持ち帰り忘れを防ぎます」(ソニック・小旗さん)
子どもの行動を見据えた便利アイテムで、新生活のうっかりをサポートしていきましょう。