子育て家庭にぴったり! 最新「加湿器」BEST3「安全・静か・お手入れいらず」はコレ!〔専門家が厳選!〕

シリーズ「子育て家電」#4~加湿器~

家電ライター:田中 真紀子

「フィルター」と「トレイカバー」が使い捨て!のハイブリッド式

使い捨てのフィルター(別売り)とトレイカバーを導入して人気が高いのが、「ハイブリッド式加湿器LXタイプ」(ダイニチ工業/¥45,100~49,500税込)です。

「気化式で利用する風を温めた、温風気化×気化式のハイブリッド式。設定湿度になるまでは温風で加湿スピードを上げ、設定湿度に達したら通常の風に切り替わります。

加湿フィルターやトレイには抗菌加工がされていますが、さらにお手入れの手間を省くなら、購入時に付属されている『カンタン取替えトレイカバー』(3枚¥1,650税込)と、別売りの『カンタン取替えフィルター』(2個¥3,300税込)を取り付けて。どちらも汚れたら取り替えるだけでOKで、お手入れなしを可能にしました。

さらに気化式ながら、運転音は13~40dBで、テレビが見られるレベルの静音性も実現しています」

A3コピー用紙1枚分のスペースがあれば設置できる。部屋の大きさに応じて2種類あり、「HD-LX1024」はプレハブ洋室27畳・木造和室16畳まで、「HD-LX1224」はプレハブ洋室33畳・木造和室20畳まで。
写真提供:ダイニチ工業
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購入時に備え付けの「抗菌気化フィルター」を、別売りの「カンタン取替えフィルター」(写真左)に取り替えれば、3ヵ月、水洗いもクエン酸洗浄も不要。3ヵ月後は新しいフィルターに取り替えるだけ。「カンタン取替えトレイカバー」(写真右)は1シーズン6ヵ月洗わずに使える。1シーズン終えたら、トレイカバーは捨てるだけでOK。  写真提供:ダイニチ工業

ヤケド対策にも配慮したスチーム式

お手入れのしやすさで人気のスチーム式(加熱式)。幼い子どもがいると高温の水蒸気が心配ですが、田中さんの推しは安全面に配慮した「スチーム式加湿器EE-TA60」(象印マホービン/¥28,380税込)です。

「沸騰させた水を65℃まで冷ましてから部屋を加湿します。さらに『チャイルドロック』『ふた開閉ロック』『転倒湯もれ防止構造』を搭載。フィルターがなく、菌も発生しにくいのでお手入れもラクです。また静音性が高いので、就寝中でも音を気にせず使えます」

フィルターやトレイはナシ! お手入れするのは、水を入れるタンクだけ。部屋の大きさはプレハブ洋室17畳・木造和室10畳まで。  写真提供:象印マホービン
唯一お手入れが必要なタンクは、月1回程度、ぬるま湯に溶かしたクエン酸と水を入れ「クエン酸洗浄モード」をONにするだけで自動洗浄してくれる。  写真提供:象印マホービン

コンパクトながらパワフルに加湿するハイブリッド式

コンパクトさも重視したい人におすすめなのは「加熱超音波式加湿器 スチーム アンド ミスト L 8.0L」(ティファール/¥34,000税込)です。加熱式と超音波式の長所を兼ね備えたハイブリッド式です。

「コンパクトながらハイパワーで、プレハブ19畳もの広い部屋をスピーディーに加湿できます。タンク内の加湿用の水は加熱されるため、菌の繁殖を抑えます。あたたかい加湿、冷たい加湿それぞれ3段階の設定ができ、部屋の温度に合わせて調整できるメリットも。スチームの吹き出し方向は360度自由に変えられるため、置き場所にも困らず便利です」

幅18.6×奥行30.7×高さ38cmとコンパクトながら、暖かいスチームとミストで部屋をうるおす。アロマも楽しめる。適用床面積はプレハブ洋室19畳・木造12畳まで。  写真提供:ティファール
お手入れが面倒なフィルターやトレイはなく、洗うのはタンクのみ。タンクを外さず上から給水でき、タンクを外しての給水も可能。  写真提供:ティファール

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これまで加湿器といえば、「大きくて場所を取る」「お手入れをサボると不衛生」「お手入れが面倒」といったイメージがありましたが、今回選んだ製品はそれらを払拭する新しいものばかり。お手入れをサボっていた人は、この冬、買い替えを検討しても?


取材・文/桜田容子
※価格は2024年12月20日時点の実勢価格、編集部調べです。


●関連リンク

・「HD-LX1024」(ダイニチ工業/¥45,100税込)
・「HD-LX1224」(ダイニチ工業/¥49,500税込)
※いずれも公式オンラインストア価格

・「スチーム式加湿器EE-TA60」(象印マホービン/¥28,380税込)
※公式オンラインストア価格

・「加熱超音波式加湿器 スチーム アンド ミスト L 8.0L」(ティファール/¥34,000税込)

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たなか まきこ

田中 真紀子

Makiko Tanaka
家電ライター

早稲田大学卒業後、保険会社を経て、地域情報紙に転職。その後フリーとなり、住まいや家事など暮らしにまつわる記事を幅広く執筆する。出産を経て、子育てと仕事の両立に悩む中、家事をラクにしてくれる白物家電、エステに行けなくても自宅で美容できる美容家電に魅了され、家電専門ライターに。 現在はさまざまなメディアで執筆・出演するほか、専門家として記事監修、企業コンサルタント、アドバイザー業務もこなす。2024年5月にNHK『あさイチ』出演など、テレビ・ラジオの出演も多数。 今まで執筆や監修に携わった家電数は1500以上。自宅には最新家電を中心に200以上を所有し、常に多数の最新家電を使用しながら、生活者目線で情報を発信している。 ・オフィシャルHP

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早稲田大学卒業後、保険会社を経て、地域情報紙に転職。その後フリーとなり、住まいや家事など暮らしにまつわる記事を幅広く執筆する。出産を経て、子育てと仕事の両立に悩む中、家事をラクにしてくれる白物家電、エステに行けなくても自宅で美容できる美容家電に魅了され、家電専門ライターに。 現在はさまざまなメディアで執筆・出演するほか、専門家として記事監修、企業コンサルタント、アドバイザー業務もこなす。2024年5月にNHK『あさイチ』出演など、テレビ・ラジオの出演も多数。 今まで執筆や監修に携わった家電数は1500以上。自宅には最新家電を中心に200以上を所有し、常に多数の最新家電を使用しながら、生活者目線で情報を発信している。 ・オフィシャルHP

さくらだ ようこ

桜田 容子

ライター

ライター。主に女性誌やウェブメディアで、女性の生き方、子育て、マネー分野などの取材・執筆を行う。2014年生まれの男児のママ。息子に揚げ足を取られてばかりの日々で、子育て・仕事・家事と、力戦奮闘している。

ライター。主に女性誌やウェブメディアで、女性の生き方、子育て、マネー分野などの取材・執筆を行う。2014年生まれの男児のママ。息子に揚げ足を取られてばかりの日々で、子育て・仕事・家事と、力戦奮闘している。