節約アドバイザー直伝! 「節約」とは我慢ではなく目標実現のためのクエストだった!

節約アドバイザー・和田由貴さんに聞く「節約術」 #1 家計の見直しと足し算の節約法

消費生活アドバイザー・節約アドバイザー:和田 由貴

お金は「生きた使い方」を! 貯める目標設定から始めよう

引き算ではなく、「足し算」の節約が、楽しみながら節約をする秘訣だとわかりましたが、まず大切なのが「お金の使い道を決めること」です。実際に、どのような目標設定をすると良いのでしょうか。

和田さん:自分にとって、本当に必要なことにお金をかけるということは、決して無駄ではありません。では、自分にとって必要なこととは何か。それをしっかり考えてみましょう。

例えば、「月に1回、家族でおいしいお寿司を食べる」、「1年に1回、家族旅行をする」といった1ヵ月~1年単位の短期的な目標を定めます。そこにかかるコストを計算し、目標実現のためは、どれくらいの貯蓄が必要なのかを把握することで、日々の無駄遣い削減につながります。

日頃デリバリーを頼みすぎてしまうご家庭だと、デリバリーにかかるコストと目標実現に必要な金額がわかれば、「今日はデリバリーにコストをかけないでおこう」とストッパーが効くはずです。目的がない状態で我慢するよりも、気持ち良くセーブできますよね。

また、子どもの教育資金や、不動産購入資金といった長期的な目標のために必要な資金を準備できるような、長い目で見た節約・貯蓄も大切です。

無計画にただ節約をしようと意気込んでも、なかなかうまくいきません。短期でも長期でも、目標に向かってできるだけ無駄がないように、日々生活していきましょう。

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「節約=我慢」ではなく、無駄を取り除きつつ、叶えたい夢に向かって必要な資金を生み出すことが「節約」である、ということがわかりました。

社会情勢の影響で、増えてしまったコストを必死で抑えるのは難しい部分もあります。しかし、少しの心がけで「無駄遣い」を抑えることはできるかと思います。

和田由貴さんに聞く、節約術。次回2回目では、食費・固定費・子ども費といった、子育て家庭における3つの軸において、すぐに真似できる具体的な節約術をご紹介します。

※和田さんに聞く「節約術」は全3回。2回目は2022年10月25日公開、3回目は10月26日公開(公開日までリンク無効)
2回目 スーパーの回り方ひとつでも大きく変わる! 子育て家庭の結果を出す「節約術」とは?
3回目 ティッシュペーパーは「ふるさと納税」で! お得な制度も使い方次第で節約術に

取材・文/秋音ゆう

和田由貴(わだ・ゆうき)
消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、幅広く暮らしや家事の専門家として活動中。また、2児の母として、日常生活に密着したアドバイスを得意とする。
専門分野は食費・光熱費・交通費・レジャー費など生活全般の節約、エコライフ、買い物、100円ショップ。

『めざせ! ごみゼロマスター1 ごみはどこから出るの?』著:和田由貴(WAVE出版)
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わだ ゆうき

和田 由貴

消費生活アドバイザー・節約アドバイザー

消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、幅広く暮らしや家事の専門家として活動中。また、2児の母として、日常...