
【自由研究にもピッタリ】100均グッズで“頭のいい子”を育てる「おうち遊び」とは?〔東大名誉教授も太鼓判〕
高価な知育玩具は要りません! 人気おもちゃインストラクター・スウさんが教える、子どもの“考える力”を伸ばす「知育工作」遊び
2025.07.09
「低予算で簡単に」子どもとの尊い時間を持つ遊び
おうち遊びクリエイター・スウさんは、以下のように振り返ります。
「9年前、専業主婦で自由に使えるお金がなく、子どものおもちゃも満足に買ってあげられなかった私。高価な有名おもちゃを揃えている知人たちを見ては、劣等感と情けなさで自分を責める日々でしたが、『こんな状況でも楽しめる方法があるはず!』と、100円ショップへ行き、初めに手に取ったのが製氷皿とポンポンボール──220円でした。
家に帰って思いつくまま遊ばせてみると、当時1歳半の長女が、目を輝かせて大喜びしたんです。ずーっと集中して遊んでいる姿に感動し、『こんなにかんたんでいいんだ』『100均ってすごい』『子どもと遊ぶっておもしろい! 楽しい!』と胸が高鳴った瞬間です」
思いきってInstagramでの発信をはじめたスウさんのもとへ届いたのは……?
「子どもが1時間以上集中して遊びました」「今すぐ100均へ行ってきます」「子どもとのおうち時間が苦じゃなくなりました」といった、親御さんたちの喜びの声でした。
そこで、「低予算で簡単に」をテーマに、子どもが喜ぶ“超集中遊び”を、汐見先生を監修に迎えて制作したのです。
「一生戻ることのない、今だけの子どもとの尊い時間。少しでも彩りの多い、笑顔のある、記憶に残る、愛情あふれる時間になりますように」
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『頭のいい子を育てる 超集中!おうち遊び100』には、工作遊びのほかにも、五感を育む感触遊び、理系脳を育てるふしぎ実験、算数・数学の土台が身につくパズルや迷路、おうちで体を動かす運動遊びなど、子どものあらゆる力を伸ばす「おうち遊び」が満載!
「何をさせればいいのか、わからない」そんなママ・パパの悩みに寄り添い、子どもと過ごす時間を“学び”と“思い出”に変えてくれる1冊なんです。この夏、親子で笑顔になれる“おうち遊び”を、始めてみませんか?

著:スウ
監修:汐見稔幸
写真:長谷川梓

著:スウ
100均専門おうち遊びクリエイター。おもちゃインストラクターの資格を持つ3児の母。「低予算で簡単に」をモットーに、100円ショップや身の回りの材料を活用した遊びや手作りおもちゃを考案し、Instagramで発信している。子育て中の母親ならではの視点とアイデアから生み出される、遊んで学べるおもちゃ、感触遊びは特に人気。幼児の知育教育に関心の高い母親、父親から支持を得ている。フォロワー数は20万人を超える(2025年6月現在)。
Instagram @suu.333

監修:汐見稔幸
1947年 大阪府生まれ。教育・保育評論家。
専門は教育学、教育人間学、保育学、育児学。21世紀型の保育、学校を模索中。How toだけでなく、なぜそうすべきかを原点から考えようと努力し、それを保育者たちと共有する研修を追求している。保育が深い意味でおもしろい!と思えるようになりたいと願っている。
一般社団法人家族・保育デザイン研究所 代表理事、東京大学名誉教授・白梅学園大学名誉学長・全国保育士養成協議会会長・日本保育学会理事(前会長)など。