【講談社絵本新人賞】「一度みたら忘れられない」緻密さで「どんぐり」をユニークに描いた作品が受賞

第45回講談社絵本新人賞・最終選考結果

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「講談社絵本新人賞(第45回)」の最終選考会が、2024年9月24日(火)に講談社(東京都・文京区)で行われ、新人賞および佳作が決定した。新人賞受賞作品は単行本として刊行される。賞金は50万円。

「講談社絵本新人賞」は、かがくいひろし『おもちのきもち』(第27回・2005年)、石川基子『ほしじいたけ ほしばあたけ』( 第36回・2014年)、玉田美知子『まよいぎょうざ』(第43回・2022年、刊行タイトルは『ぎょうざがいなくなりさがしています』)などの人気作家・人気作品を数多く輩出し、絵本作家の登竜門として知られている。

第45回となる今回は、「一度みたら忘れられない緻密さ」でどんぐりたちを描いた、はた なおや『どんぐりず』が受賞した。

最終選考結果 新人賞1作品、佳作3作品が決定

第45回講談社絵本新人賞最終選考会は、審査員に苅田澄子、藤本ともひこ、三浦太郎を迎え、講談社・幼児図書編集長を加えた4名で行われた。

応募総数は528作品。一次選考で53作品に絞られた後、二次選考で残った20作品をもって最終選考が行われ、新人賞1作品、佳作3作品が決定した。

【新人賞】

正賞:賞状・記念品
副賞:50万円・単行本として刊行(印税含む)

『どんぐりず』 はた なおや(兵庫県)

【佳作】

正賞:賞状 副賞:20万円

『ぺったんぺったんぺったんとやってきましたこんにゃくです』 むぎはら(東京都)
『ボタンのスキマスキー』 かいのりひろ(大阪府)
『チューリップのリリィさん』 もとづかあさみ(千葉県)

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