「母親ペナルティ」という言葉を、聞いたことがありますか?
子育てのために働き方を変えると、仕事の評価や収入が下がってしまう。それが母親ばかりに偏っている現象を指す、経済学の用語です。
20~30代の女性の8割以上が働き、共働き夫婦が多くなった現代。「母親ペナルティ」は、女性が出産を選びにくくなる、少子化の要因としても考えられています。
この「母親ペナルティ」を避けて仕事と家事育児を両立するには、夫婦ふたりの協力が欠かせません。
父親も「育休3ヵ月」が広がる
その第一歩としていま注目されているのが、父親の育児休業。特に3ヵ月以上の長めの期間に取得する人々が増え、そのポジティブな効果が見えてきています。
子育て世代に人気の教育系YouTube公式チャンネル「ボンボンアカデミー」の動画クリエイター・いっちーこと、加藤一華さんもそれを体験したひとり。2024年に子どもを授かり、IT企業に勤める夫が、3ヵ月間の育休を取得しました。
この育休期間にいっちーさん夫妻は、お互いの仕事・家事育児の分担を再調整。出産から約1年後の今、夫婦仲良く育児をしながら、ほぼペースを落とさずに、仕事を続けられていると言います。
父親の育休を前向きに活かすには、どうしたらいいのでしょう? 気をつけるべきポイントや、問題が起きたときのソリューション(対策)は?
いっちーさんご夫妻と、さらに、長期的に休むのが難しい業種で父親育休を取得したケース、2つの家庭の体験談からヒントを探ります。



































