保育園児が何度もリクエストした「神レシピ」3選を特別公開!

YouTube21万人の人気管理栄養士・あおいさん「子どもがパクつく“魔法のレシピ”」#3~人気レシピ編~

管理栄養士:あおい

あおいさんが働いていた保育園で、「卒園前にもう一度食べたい給食は?」と聞くと、みんな口を揃えてリクエストするのが「レバーの竜田揚げ」です。でも、レバーって、家庭で調理するにはちょっとハードルが高いような気もします。

「一度作ってみたら、とっても簡単できっとハマるはずです。このレシピの調理のポイントは、『よく血抜きすること』と『揚げる温度を上げすぎないこと』です。レバーの鉄分は子どもにとっても大事な栄養素ですし、リピート必至ですよ」(あおいさん)

甘辛タレが絡む、大人も子どもも大好きなレバーの竜田揚げ。「友人宅への持ち寄りごはんにもオススメです」(あおいさん)。 写真提供:ワニブックス

【材料】(大人2人+子ども1人分)
・豚レバー 250g
・片栗粉 大さじ4
・揚げ油 適量

<A>
酒、しょうゆ 各小さじ1/2 
ごま油 小さじ1/3 
生姜のしぼり汁 少々

<タレ>
ピーマン 1個(40g)
ごま油 小さじ1/2

<B>
水 40ml
酒 小さじ2
砂糖、しょうゆ 各大さじ1/2

【作り方】
① レバー250gはよく洗い、血抜きをしてざるに上げ、水けをきる。ポリ袋に入れて、A(酒、しょうゆ 各小さじ1/2、ごま油 小さじ1/3、生姜のしぼり汁 少々)を入れ、レバーを加えてもみ、冷蔵庫に15分ほど置いておく。ピーマン1個は1センチ四方に切る。

② タレを作る。小さめのフランパンにごま油 小さじ1/2を中火で熱し、ピーマンを3分ほど炒める。B(水 40ml、酒 小さじ2、砂糖・しょうゆ 各大さじ1/2)を加えて弱火にし、3分ほど煮詰める。

③ ①のレバーをざるに上げ、汁気をしっかりときる。揚げ油を中温(約170度)に熱し、レバーに片栗粉大さじ4をまぶして入れ、5分ほど揚げる。器に盛り、②のタレをかける。

「レバーは揚げる温度が高すぎると油はねして爆発するので、温度には要注意です」(あおいさん)

【POINT】
レバーの血抜きはたっぷりの水でほぐしながら洗った後、流水に30分ほどさらして血抜きして。「しっかりと血抜きをすることで、レバー特有の臭みが取れて食べやすくなります」(あおいさん)。 写真提供:ワニブックス

保育園の人気No.1レシピ!保育園の給食レシピ「レバーの竜田揚げ」

先生たちからも大好評「ほうれん草のツナサラダ」

子どもが苦手な野菜も、ツナやごまなどを加えることで、子どもたちの好きな味に大変身します。副菜のなかで人気ナンバーワンだったのは「ほうれん草のツナサラダ」です。

「土臭さが残りがちな緑の葉野菜などは、しっかりと根元を洗うこと。意識して丹念に洗うだけで、圧倒的に食べられるようになります。

あとは、ほうれん草のようにペラペラした葉野菜は、食べたときに喉に貼り付くと危険。繊維を断つように、包丁の向きを変えながら細かく刻みましょう」(あおいさん)

ほうれん草と人参は加熱し、水気をきって和えます。「冷蔵庫で3日くらいもつので、作り置きもオススメです」(あおいさん)。写真提供:ワニブックス

【材料】(大人2人+子ども1人分)

・ほうれん草 4/5束(170g)
・人参 1/3本(60g)
・ツナ(油漬け缶詰) 30g
・白いりごま 小さじ2

<A>
酢 小さじ2/3
しょうゆ 大さじ1/2
砂糖 小さじ1強

【作り方】
①  人参1/3本は4センチ長さの細切りにする。ほうれん草4/5束の茎は2センチ幅に切り、葉は縦横斜めに包丁を入れて細かく切る。

②  人参は水から沸騰後、3分ほど茹でる。ほうれん草は熱湯で2分ほど茹で、人参と合わせて水にとって冷ます。

③   ツナ30gは油を切る。耐熱ボウルにA(酢 小さじ2/3、しょうゆ 大さじ1/2、砂糖 小さじ1強)を合わせ、電子レンジで20秒ほど加熱する。

④  小鍋に白ごまを入れて中火にかけ、鍋をゆすりながら(または木べらなどでよく混ぜながら)3分ほどからいりする。

⑤  ボウルに水気をしぼった2、ツナ、4を入れ、Aを加えて和える。冷蔵庫で冷やす。

【POINT】
「たっぷりの水につけて、根元をよ〜く洗います。土が残っていないか確認をしてみて」(あおいさん)。 写真提供:ワニブックス
【POINT】
「葉物は包丁の向きを変えて、しっかりと細かく切りましょう」(あおいさん)
写真提供:ワニブックス

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