「みそ汁」人気レシピ7選 簡単&子どもも喜ぶ!「鯖缶丸ごと1缶使用」や「カレー風味」など
料理研究家・濱田恵理さんのコクリコオリジナル 具がたっぷりみそ汁レシピ
2024.01.03
料理研究家・ライター:濱田 恵理
子どもの体づくりに欠かせないみそ汁
みそ汁は、子育て家庭にぜひ取り入れてほしい定番料理。さまざまな具材が入ったみそ汁を毎日飲めば、栄養をバランスよく摂ることができます。
また、みそは発酵食品なので、栄養を補うだけでなく、腸内環境を整え、さらに栄養素の吸収率や体の免疫力をアップさせる効果も期待できます。
しかし、家庭料理の基本ともいえるみそ汁ですが、食の欧米化により、毎日食べるという人が減ってきているとのこと。
そこで、料理研究家・濱田恵理さんに「みそ汁レシピ30」を作ってもらいました。中でも、栄養バランスを整えられる、人気みそ汁レシピ7選をご紹介します。
1.もやしと鶏ひき肉のみそ汁
淡白なもやしのみそ汁に、ひき肉で旨味をプラス! 豚ひき肉よりもあっさりしている鶏ひき肉を使うことで、お子さんでも食べやすい仕上がりになります。
お好みで、豚ひき肉に変えたりもやしの量を増やしても美味しく召し上がれますよ。
【材料】(2人分)
・もやし 100g
・鶏ひき肉 80g
・みそ 大さじ2
・顆粒だし 小さじ1
・水 400ml
※だし汁を使う場合は、水の代わりにだし汁400ml。その場合は顆粒だしはなし。
【作り方】
①鍋に水400mlと顆粒だし小さじ1を入れて沸かす。
②鶏ひき肉80gを入れ、よく混ぜながら煮る。
③アクが出てきたら取り除き、みそ大さじ2を溶く。
④もやし100gを入れ、さっと煮たらお椀によそう。
【ポイント】
☆もやしの程よい食感をキープするコツは、仕上げに入れてさっと加熱する。
☆肉感を出したい場合は、ひき肉を入れる際に軽く混ぜる程度にする。
2.半熟卵の味噌汁
材料は卵とねぎだけ。少ない材料で手軽に作れるうえ、タンパク質が摂れるみそ汁です。
卵は、半熟か硬めか、お好みに合わせて加熱時間を調整してくださいね。卵をきれいに仕上げたい場合は、みそ汁に酢を少々入れると、白身が散らばらずに固まりやすくなりますよ。
【材料】(2人分)
・卵 2個
・万能ねぎの小口切り 適量
・みそ 大さじ2
・顆粒だし 小さじ1
・水 400ml
※だし汁を使う場合は、水の代わりにだし汁400ml。その場合は顆粒だしはなし。
【作り方】
①鍋に水400mlと顆粒だし小さじ1を入れて沸かす。
②みそ大さじ2を溶き、卵2個を割り入れる。
③卵の白身が固まったらお椀によそい、万能ねぎをトッピングする。
【ポイント】
☆卵の黄身を割ってしまわないように、みそを解いたあとに割り入れる。
☆みそ汁を加熱し続けるとみその香りが飛んでしまうため、卵は手早く入れる。
☆卵を割り入れたら触らずにじっと待つ。
☆半熟が苦手な人は、加熱時間を長くして硬めに仕上げる。
3.海苔の味噌汁
半熟卵のみそ汁と同じく、少ない材料で簡単につくれるみそ汁です。少ししんなりしてしまった海苔を使っても美味しくできますよ。
【材料】(2人分)
・焼き海苔(全形) 1枚
・万能ねぎの小口切り 適量
・みそ 大さじ2
・顆粒だし 小さじ1
・水 400ml
※だし汁を使う場合は、水の代わりにだし汁400ml。その場合は顆粒だしはなし。
【作り方】
①焼き海苔1枚を手でちぎる。
②鍋に水400mlと顆粒だし小さじ1を入れて沸かし、味噌大さじ2を溶く。
③手順①の焼き海苔を入れて混ぜ、お椀によそう。
④万能ねぎを適量トッピングする。
【ポイント】
海苔を入れた後に、長時間加熱すると風味が飛んでしまうため、あらかじめちぎっておいたものをさっと煮る。
4.納豆のみそ汁
山形の郷土料理である、納豆汁をアレンジした「納豆のみそ汁」です。納豆は、熱を加えることで独特の匂いが弱まり、食べやすくなります。
また、納豆はよく混ぜることで旨み成分が増すため、よく混ぜるのがおすすめ。お子さんに混ぜるのをお手伝いしてもらってもいいですね。
【材料】(2人分)
・納豆 2パック
・万能ねぎの小口切り 適量
・みそ 大さじ1
・顆粒だし 小さじ1
・水 400ml
※だし汁を使う場合は、水の代わりにだし汁400ml。その場合は顆粒だしはなし。
【作り方】
①ボウルに納豆2パックを入れて、箸でよく混ぜる。
②鍋に水400mlと顆粒だし小さじ1を入れて沸かし、味噌大さじ1を溶く。
③火を止めて、手順①の納豆を入れて混ぜる。
④お椀によそい、万能ねぎをトッピングする。
【ポイント】
☆納豆に含まれる酵素は熱に弱いため、必ず火を止めてから納豆を入れる。