摂食障害は子どもにも増加 命をおびやかす「神経性やせ症」(拒食症)の現実とは[専門医が解説]

#1子どもの摂食障害「神経性やせ症」~増加の背景と原因~

内科医・一般社団法人日本摂食障害協会理事長:鈴木 眞理

スマホで見るSNSなどでいびつなルッキズムが子どもに刷り込まれることも摂食障害の一因に。  イメージ写真:アフロ
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2020年のコロナ禍以降、摂食障害のひとつである「神経性やせ症」(拒食症)の子どもが国内外で増加し問題視されています。

「もう少しやせたい」「今は食べたくない」そんなよくある子どもの声に、実は「神経性やせ症」が隠れていることも。この病気は極端に食事を制限してしまうため、成長期の子どもに深刻な影響をもたらします。

神経性やせ症について、日本摂食障害協会理事長の鈴木眞理先生に伺いました。

※1回目/全3回(#2#3を読む)公開日までリンク無効

子どもの「神経性やせ症」が増えた理由とは?

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