帰省!【長時間移動】を楽にする5つのコツをご紹介 新幹線のおすすめ席・携帯トイレ・液体ミルク

帰省にまつわるお役立ち情報を紹介 #1【長時間移動】を楽にするには?

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2024年から2025年にかけての年末年始は、最大9連休。楽しみな反面、実家や義実家への帰省や旅行は、お子さんを連れての長時間移動で、着いたときにはクタクタということも。そんな子ども連れの移動に役立つ情報を集めました。

新幹線移動のコツ

子どもを連れて新幹線などの鉄道で帰省となると、長時間の移動で、子どもがずっとおとなしく座っていられるか、うるさく騒いで周囲に迷惑をかけないか、パパママの心配は尽きません。

そんな帰省、とくに新幹線での移動を楽にするテクニックを7つご紹介します。ワンオペママが10年以上新幹線移動を経験し得た知見を惜しみなく披露。それは……

①施設を調べて計画を立てる
駅構内のおむつ替え可能なトイレの場所、エレベーターの位置、早めに着いてしまった場合に時間を潰せる場所などを調べる。駅直結の駅ビルなどの施設のほうがトイレやベビールームが広々していて、使いやすかったことも。
②新幹線はランチタイムに予約する
子どもに静かに座っていてもらうためには、ごはんがいちばん! ランチタイムの移動がおすすめ。
③多目的室はあてにしない
多目的室は本来体の不自由な方などのためのお部屋で普段は施錠されていることが多い。おすすめの席は扉の近くやトイレに近い場所。ぐずったとき、さっとデッキに移動できる。
④荷物は極限まで減らそう
事前に箱に詰めて送る、その年の冬服は帰省先で購入し、帰りに自宅に送るなども1つの方法。そのときは衣類圧縮パックが便利。
⑤冬だけど半袖を着せておこう
ぐずる原因は、暑さのせいかも。新幹線の中は暖房が効いており、子どもは大人よりも体温が高いのでより暑く感じることもある。ぐずったらまず1枚脱がせてみよう。
⑥年齢別ぐずらず過ごす方法
低年齢ではシールブック、3~5歳では折り紙・セロテープ・はさみを使ってミニ工作。どんな年齢にも絵本はおすすめ。
⑦本格ぐずりの前に早めのクールダウン
上の方法を試してもダメなときは、早めにクールダウン。本格的にぐずってからだと、対応が難しいので、早めにデッキに出て体を伸ばしたり、景色を見ながらお話をしたりする。

乗り物酔い対策 


電車での移動は、周囲の方に迷惑がかかるかも、大きな荷物もあるし……じゃあ車で! というと、今度はさらに狭い車の中で子どもにご機嫌に過ごしてもらう必要があります。

また、ビデオやテレビ、ゲームなどで時間を過ごすこともできますが、画面を見ていると酔ってしまう可能性も。乗り物に弱いお子さんへの対策をご紹介します。

乗り物酔いを起こしやすい年齢は、平衡感覚が発達しはじめる小学生から中学生ごろまで、と語るのは、耳鼻咽喉科専門医の細野研二先生。乗り物酔いで困っているお子さんに向けて、予防法と酔ってしまったときの対処法をうかがいました。

予防法① 軽い運動をする(約1週間前ごろから)
予防法② 自律神経を整える酔い止め薬の服用(前日~乗る前まで)
予防法③ 酔い止めを飲む(乗車30分前)
予防法④ すわり方社内環境の配慮(乗車中)
予防法⑤ 慣れの促進(日常生活)

それでも酔ってしまった場合は
対処法① 車外に出られたら、軽く体操をしてベルトや衣服をゆるめ、休憩を。
対処法② 車外に出られないときは、ベルトや衣服をゆるめ、窓を開けて換気
対処法③ 座席で横になれる場合は横になったほうがよい
対処法④ 電車や新幹線の場合、通路を歩いて気分を変える。 など。

どんな運動が効果的か、酔いやすい子には保護者がどんな備えをしたらよいか、くわしい内容は記事をご覧ください。

車内でビデオやゲームをしていると酔ってしまう……そんなお子さんには、車での移動をDVDなしで楽しく乗り切ったというママの体験談もヒントになるかも! 長時間の移動ではないですが、そのアイデアは帰省の移動でもヒントになることがいっぱい。もちろん、酔わないお子さんは、ゲームやDVDで乗り切るのもアリです!

年齢別のDVDなし車移動の乗り切り方
【赤ちゃん時代】母の声を聞かせる ベビーミラーをつける お気に入りの絵本を読み聞かせる
【幼児期】車窓から見える看板を読む 木や花、季節について気づいたことを話す 音楽を聞かせる
【小学校以降】カラオケ状態で盛り上がる クイズや手遊び 英語クイズ

携帯トイレ

渋滞に備えて、ご家庭に「携帯トイレ」があれば、持参すると安心です。防災グッズの中に備えている方は、持っていっては? そのほか、防災グッズの中には、子どもが避難所で過ごすための音のしないおもちゃやゲームなど、じつは鉄道などの乗り物移動でも役立つものがあるかも。ぜひチェックしてみてください。

液体ミルク

子どもが赤ちゃん時代、帰省でも旅行でも役立つのは、液体ミルク! ちょっと高いけれど、子どもを連れての帰省や旅行などの大変なときは、荷物も減ってとても便利です。42歳で出産した人気美容外科医の上原恵理先生も、「これがもう、すごく便利で驚きました! 値段がやや高めですが、それ以外はメリットしかないですね」と語ります。

コクリコでは、液体ミルクを徹底調査。3児の母であるライターが5種類の液体ミルクを飲み比べ、
・香り ・色 ・味 ・口当たり
をリアルレポート。それぞれの特長もよくわかります。

調査したのは、
「アイクレオ 赤ちゃんミルク」(紙パック・125ml)(江崎グリコ)
「明治ほほえみ らくらくミルク」(スチール缶・200ml)(明治)(※120ml入りもあり)
「明治ステップ らくらくミルク」(スチール缶・240ml)(明治)
「液体ミルク すこやかM1」(スチール缶・200ml)(雪印ビーンスターク)
「森永はぐくみ 液体ミルク エコらくパウチ」(パウチ・100ml×5袋)(森永乳業)

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帰省や旅行の長時間移動で役立つ記事をご紹介しました。楽しい年末年始をお過ごしください。


「どうする帰省! 実家・義実家編」はこちら。(公開日までリンク無効)

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