1歳から始めるバースデーフォトの撮り方!撮影エピソードも思い出になる

ママパパ興奮! かわいい「記念の撮り方」のコツ<後編>

フォトグラファー:青柳 理沙

2~4歳の親子写真のアイデア

2歳の家族写真。三輪車に乗ってご機嫌なときにパパとママと3人で。  写真:fotowa / 青柳理沙

その年齢ならではの動きや表情を撮る

2~3歳はイヤイヤ期ですが、一番表現豊かな時期です。だからこそ、泣き顔や笑った顔など自然な表情をあえて写真に収めてみるといいでしょう。

日常でよくあるワンシーンでも、写真を撮ってみることで、それが逆に貴重な記録と感じられるようになります。そのときの思い出の品などを一緒に撮ると、数年後に振り返ったときに懐かしく感じられるでしょう。

2歳。パパとママと木枠に収まる。過去の写真と並べて。  写真:fotowa / 青柳理沙

上の2歳のときの親子写真は、まだ赤ちゃんだった頃の写真と一緒に撮影するスタイルです。木枠を使って、その中に収まるように今の家族にポーズをとってもらい、隣に過去の写真を並べます。ちょっとしたアイデアですが、家族の歴史や大人の変化、そして何より子どもの成長を感じられる写真になります。

3歳。パパとママが見守る中で。自由に動いているところを撮る。  写真:fotowa / 青柳理沙

同じ家族で、子どもが3歳のときの写真です。2歳以上の子どもは表情も豊かで動きも活発になるので、自由に動いてもらって偶然の面白さを狙ってみるといいでしょう。木枠は前年と同じものを使用。このように毎年同じアイテムを使用すると、家族の時の流れの中にもつながりのようなものが表現できます。遠近感を利用して、子どもを大きく、パパとママは後ろに座って見守っている様子にすると、家族の温かい1シーンが表現できます。

4歳。アルファベットレターを前に置いて、パパとママが子どもにキス。  写真:fotowa / 青柳理沙

引き続き、子どもが4歳のときの同じ家族の例です。写真のアルファベットは家族の名前の頭文字で、人物と同じ並びにして撮影します。人物とアルファベットが引き立つように、海と砂浜、草原など、シンプルな背景にするといいでしょう。パパとママがキスをすると、子どものうれしそうな表情を引き出せます。

4歳はより活動的になるので、公園のブランコや滑り台などで楽しそうに遊んでいるところを撮るのもいいでしょう。子どもらしい無邪気で生き生きとした姿が写せます。また、補助付きでも自転車に乗っているところは、キリっと真剣な顔や得意げな笑顔が出やすいので試してみてください。​

夢中になっている表情を撮る

2~4歳は一人でできることも増えてきて、何かに興味を持つと夢中になる姿がとてもかわいい時期です。特に、遊びに熱中しているときの輝いた表情は見逃せません。おもちゃを渡すと自由に遊んでくれて、良い顔が撮れる絶好のチャンスになります。子どもの興味を引きつけて、自然な表情を撮影しましょう。

2~4歳は楽しく遊んでいる日常を写す。  写真:fotowa / 青柳理沙

上の写真では、家具や本なども写っていますが、これも日常の風景として撮っておくと、懐かしい思い出写真になります。「あのときこんなものがあったよね」「この時代の家電はこうだった」など、ちょっとしたことが記憶をよみがえらせるきっかけになります。無理にきれいな背景をつくろうとしないで、ありのままの生活風景を撮影するのもいいでしょう。

「写真の楽しさ」を伝えよう

大きくなると写真を撮ることを理解して要望に応えてくれることもあるので、つい「こうして」「ああして」と指示を出してしまいがちです。それでも、言い過ぎてしまうと子どもも身構えてしまうので、大人の気持ちが先行しないようにすることが大切です。

「よそ見しないで」などと言うと、子どもにとって苦痛なだけ。また、時間が経つと集中力も途切れて「イヤ~」となってしまうことも。

「上手だね、可愛いね」と写真を見せながら、楽しい雰囲気をつくってあげることも大切です。

親の気持ちがわかる年齢の子どもには、写真を見せて「写真撮りたいんだー」と伝えても良いでしょう。ただし、大人がプレッシャーをかけすぎると、「写真嫌だ」になってしまうので、子どもの良い表情を引き出すためには、楽しくなるような声がけをしましょう。

家族の思い出がよみがえるバースデーフォトを撮ろう

バースデーフォトは子どもの成長を実感できることはもちろん、家族と撮影することで思い出を残す一面もあります。

家族写真を毎年残しているご家族のお話では、「この頃、○○ちゃんはよくこの表情してたよね、懐かしい!」「このときの家族撮影、大変だったよね」など、写真はもちろん、その撮影の瞬間までもが家族の大切な1ページになったと言います。数年後に、みんなで振り返るのもまた楽しいものです。

セルフでの撮影でも、写真出張撮影でも、年々成長する子どもの姿をバースデーフォトで残していきませんか。例えば20年後に振り返ったとき、その写真と家族で撮影した思い出は、かけがえのない宝物となっていることでしょう。

取材・文/池田さくら

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あおやぎ りさ

青柳 理沙

カメラマン

42歳 福岡県出身、東京都在住、12歳と10歳の姉妹の二児の母。商社勤務、子ども専門ハウススタジオでの経験を経て、フリーカメラマンとし...