【知育にピッタリ!】『はたらく細胞』の絵本と図鑑がすごい! 母も驚愕した小学生兄妹のハイレベル「細胞トーク」の中身とは

コクリコサポートエディターズ:垣内 千夏

細菌やウイルスの知識が増えた

子どもたちは、キャラクター(細胞やウイルス)を覚えるのが早い!

名前も単に名前を覚えるのではなく、「単球は血管の外に出たらマクロファージになる」「キラーT細胞はめっちゃ強い」など、その特徴も覚えていることには驚きました(生物のテスト前に泣きそうになりながら勉強していた私の子どもとは思えない)。

「お母さんはどの細胞が好き? ぼくは好中球!」という、レベルの高い会話も繰り広げられています。

娘がキャラクターの写し絵をしてつくった、オリジナルぬりえ。
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図鑑をノートに書き写す娘。字を書く練習にもなって、一石二鳥!

身体の仕組みを知る

『はたらく細胞』の図鑑と絵本を読むようになってから、子どもたちが身体の仕組みについてよく理解できているのだなと感じることがあります。

たとえば、娘が転んで擦り傷ができたとき。

かさぶたは「血小板」の働きによってつくられますが、『はたらく細胞』では、血小板は小さなかわいい女の子のキャラクター。

娘は血が出ている自分の傷をみて、かわいい血小板の姿が思い浮かんだようで、傷口に向かって「血小板ちゃん、がんばれ~!」と応援していました(笑)。

自分の体の中で、こんなにかわいい子が頑張っていると想像している娘。

ほかにも、息子が夫の顔に吹き出ものができているのを見つけ、「あ~、アクネ菌の仕業だね」と言ったり、風邪をひいて鼻水が止まらないときには「ライノウイルスかなぁ」と自己診断してみたり……。

漫画と現実を結びつけ、体の中で何が起こっているのかを自然と考えられるようになっていることに、我が子ながら感心してしまいます。

ニュース番組の理解度が上がる

ウイルスの知識が増えている子どもたちは、ニュース番組に対する理解度も上がっています。

ある日、家族でテレビをみていたところ「………黄色ブドウ球菌が検出されました」という食中毒のニュースが流れました。

すると、息子は「黄色ブドウ球菌は、危険度4の細菌(※)だね」と、すかさず反応。(※図鑑ではウイルスの危険度が5段階で示されています)

ウイルスの名前や特徴を捉えた“見た目”なので、覚えるハードルが下がります。

知らなければ聞き流していたニュースも、知識があることできちんと情報をキャッチし、理解ができるようになったことも『はたらく細胞』のおかげです。

先取り学習になる!

高校生時代の生物が苦手だった私は、細菌やウイルスと聞くだけで「難しいもの」という先入観がありました。

いっぽう、細菌やウイルスを知るきっかけが『はたらく細胞』だった子どもたちは、「難しいもの」ではなく「おもしろいもの」として認識しています。(この差は大きい!)

現在8歳と6歳の我が子たちも、いずれ学校の授業として細菌やウイルスを学ぶ日がきます。ですが、『はたらく細胞』で先取り学習をしているため、土台はバッチリ! きっと授業もスムーズに理解でき、自信につながるのではないかなと思います。

学習時代に得た知識の多くを忘れてしまっている夫は、「この本、めっちゃわかりやすいな! 俺でも理解できた!」と、目を輝かせて喜んでいました(笑)。

『はたらく細胞』は、読んでいるうちに気づけば体の仕組みに詳しくなっていた! そんな嬉しい驚きが待っている作品です。ぜひ親子で一緒に読んでみてはいかがでしょうか。

※記事内写真はすべて撮影:垣内 千夏

コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。

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かきうち ちなつ

垣内 千夏

Chinatsu Kakiuchi
AnyMaMa(エニママ)ライター

2歳差の兄妹(2016年、2018年生まれ)を育てる母。夫の転勤に同行して全国を転々としている転勤族。2人目の出産を機に、フリーランスライターとして活動開始。ライフスタイルやビジネスなど、さまざまなジャンルの記事制作を担当。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP

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