新幹線帰省歴10年超! ワンオペママが「子連れで新幹線にラクに乗る」7つのコツ

ママと未就園児2人で移動 ぐずらず電車で過ごす方法や情報収集についても伝授

①施設を調べて計画を立てる

すぐ走り出してしまうころ。切符を買っている間に逃亡した前科があり、ハーネスリュックは必須でした。
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快適な新幹線移動のためには下準備が大切! 私は当日家を出てから目的地に着くまでをシミュレーションして紙に書き込んでいました。

駅構内でおむつ替え可能なトイレの場所、エレベーターの位置を調べるのはもちろん、乗換駅で早めに着いてしまった場合に時間を潰せる場所なども調べました。鉄道会社が駅構内の赤ちゃん向け施設をまとめたサイトが参考になります。

参考:JR東日本
参考:JR西日本

帰省シーズンだと駅構内は混雑するので、駅直結の駅ビルなどがあればそちらの施設もチェック。駅よりもトイレやベビールームが広々していて、使いやすかったです。

②新幹線はランチタイムに予約する

食べている間はおとなしい。この時間が長く続きますように……。

子連れ新幹線でつらいのは「静かに座っていなければならない」こと。なるべく時間を稼ぐために私が考えたのは「ごはんで口をふさぐ!」ということ(身も蓋もない言い方ですが……)。ちょうどランチタイムに重なるよう新幹線を予約していました。

離乳食、幼児食のときはお弁当を持参していましたが、今は駅弁やパンなどを買っています。スペシャル感があって子どもも嬉しそう。ママが楽なのが一番ですね。

③多目的室はあてにしない

多目的トイレのイメージ(Adobe Stockより)。実際このようなトイレは使ったことがありませんが、たいていのトイレには、狭くともおむつ替え台はあるので問題ありません。

帰省シーズンの子連れ新幹線では指定席が断然おすすめです。自由席に並ぶ時間、座れるかわからない不安をなくす投資と割り切りましょう。

※2023~2024年の年末年始の特定期間は「全席指定席(自由席設定なし)」という新幹線もあります。早めにチェックしておきましょう!

よく子連れ新幹線移動というと「多目的室」に近い車両がいいという情報を見ます。ただ私はあてにしておらず、利用をしたこともありません。

本来は多目的室は体の不自由な方などのためのお部屋で普段は施錠されています。またあくまで私の経験上ですが、車掌さんと会えないと開けてもらえませんし、他に利用者がいると使えない場合もあるそうです。授乳は授乳ケープを使ってさっと済ませていました。

参考:JR東日本「新幹線の多目的室のご案内」

https://jr-shinkansen.net/articles/tamokuteki/

おすすめは扉の近くやトイレに近い車両を予約すること。ぐずったとき、さっとデッキに移動できます。

ちなみに快適だと思ってグリーン席にしたことがあったのですが……。ガラガラだったものの、数人のビジネスパーソンがパソコンで作業中。指定席以上に静かにさせるのに必死になり、逆に疲れてしまったのでおすすめできません。

④荷物は極限まで減らそう

ただでさえ子連れ移動は大きなマザーズバッグが必須。帰省先での着替えや必要品を詰めたスーツケースを引っ張る余裕はありませんよね。私は事前に箱に詰めて送っていました。

またその年の冬服は帰省先で購入し、帰りに自宅に送るという手を使ったこともありました。同じく現地調達した衣類圧縮パックが役立ったことは言うまでもありません。

⑤冬だけど半袖を着せておこう

子どもが新幹線でぐずるのは退屈だからだと思っていたのですが、何度か乗るうちに「暑さ」が原因だったことに気づきました。新幹線の中は暖房が効いており、子どもは大人よりも体温が高いので大人以上に暑い様子。

娘が「暑い!」と下着のタンクトップ1枚になっていたのはかなり恥ずかしかったので、脱げるように半袖Tシャツなどを下に着ておくといいと思います。ぐずったらまず1枚脱がしてみましょう

⑥年齢別! ぐずらず過ごす方法

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