【学校での困りごと】ベテランママ・信頼できる先生 先輩ママの「裏ワザ」大公開

担任の先生が頼りないなら、ここに聞け! ママのパワーに脱帽

コクリコラボ

写真:アフロ

前回のコクリコラボでは、学校で困りごとに直面したとき約7割のママが最初に担任に相談すること、そして最初の相談先で困りごとが解決したママは約半数であるという調査結果をお伝えしました。

大事な我が子を取りまく困りごとが解決できないというモヤモヤは、ママにとっても大変なストレスです。本記事ではこのモヤモヤをどのように解消したのか、先輩ママの知恵をまとめました。

コクリコラボアンケート「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に2023年8月7日~2023年8月21日インターネット上で実施。有効回答数は83件。
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

どうやって解決? 学校の困りごと

まずは「困りごとを相談して解決できたエピソードを教えてください」というアンケートへの回答をご紹介します。

・小2の子どものわすれもので困っていることを個人面談で相談したら、準備するものを連絡帳に書けたか先生が毎日チェックし、サインしてくれることになった。私も学校からの手紙を受け取ったら連絡帳に書き、先生に見てもらうよう連携した。その結果今ではチェックなしでも連絡帳を書く癖がつき、わすれものが改善された。

わすれものの原因となっていた「連絡帳に記入しない」「手紙を出さない」という問題を、担任と保護者が連携することで解決に導いた事例です。

・学校内で器物破損事件が起こり、娘が疑われたことがありました。そのときに校長先生や養護教諭が親身になってくれて、解決できたことがあります。

普段接することの少ない先生が、問題解決につながることもあるのですね。

・異動されてすぐの先生だったので、地域の様子もまだ把握していないだろうと思い、学年主任を巻き込んで会話するよう心がけ、解決できました。

こちらも担任以外を巻き込んだ事例でした。

・上級生とトラブルがあったとき、息子から聞いたことをそのまま連絡帳に書いて担任に報告しました。担任から上級生の担任と上級生に話をして、息子を含めて今後どうすればよいか一緒に考えてくれました。

他の学年の子が絡んでいる問題は、誰に相談したらいいか悩むもののひとつ。担任の先生が、相手の担任の先生と当事者を巻き込み、寄り添ってくれた事例です。

・学校の参観時に、該当者の保護者を捕まえて直談判し解決。保護者を知っていたのでできたこと。

困りごとの当事者の保護者に直接アプローチしたという経験を話してくれたママもいました。もしママ同士がよい関係であれば、直接話して解決する方法もあるかもしれません。ただ、信頼関係がないとますます関係が悪化してしまう可能性もあるので、見極めが必要ですね。

「困りごと解決」の裏ワザを座談会で先輩ママから聞いた

子育て中のママたちを集めた座談会では、先輩ママから経験に基づく困りごと解決法が紹介されました。これから小学生になる子を持つママたちが「とても参考になる!」と目を輝かせていた事例をご紹介します。

1.頼れる先生を探すなら「ベテランママに聞け」?!

最初にご紹介するのは、困りごとの相談先を「ベテランママ」にしたというママの経験談です。

・学校の先生は最初は親身になってくれるが、忙しさからだんだんと保留や様子見という対応をされることが多かった。そういうときは近所のベテランママさんたちに相談している。「この件はこの先生に相談するといいよ」とか「あの先生は古くからいるから頼りになるよ」と教えてくれるので問題が解決しやすくなる。(小3・小1女の子、年少男の子のママ)

まず地域のベテランママに情報を聞くことで、問題解決のキーマンとなる先生を探し出し、その先生にアプローチするという高等テクニックです。

・攻撃的な言葉を発するなど問題の多い専科の先生に、娘が少し言い返したらマークされてしまい、家で愚痴るようになってしまった。学校に対して意見を書ける機会があったときに、はっきりと書いたらそのせいかわからないが翌年異動になった。(同上)

後日談として「この専科の先生は、問題がある先生としてほかの先生の間でも認識されていた」と担任の先生から聞いたことを教えてくださいました。アンケートが影響したのかはもちろんわかりませんが、ママが臆せず学校に意見を伝えたことが後押しになった可能性は高いですよね。

2.ママ自身が学校に入り込む!

小学校に入ったとたん、園時代と違って学校での出来事が見えづらくなったと感じているママは多いのではないでしょうか。困りごとの相談先に迷うのも、学校が保護者にとってブラックボックス状態であることを象徴しています。

・保護者による絵本の読み聞かせボランティアに参加し、学校に行く機会を設けるようにしました。そのときに仲の良い先生を作るよう心がけました。愚痴を聞いてくれる先生や問題解決につながる先生などを学年関係なく見つけて、気軽に話せる関係性を作り、キーマンとなる先生を探しました。(中3男の子、中1女の子、3歳男の子のママ)

ママ自身が直接学校に入り込む機会を作り、さらに問題解決に寄り添ってくれる先生を探して相談できる関係性まで築いたという事例です。

3.地域の議員さんを巻き込んだというママも!

学校の問題というと、学校内の先生だけに目が行きがちです。もし学校内で困りごとを解決できない場合、地域や政治を巻き込む方法があると教えてくれたママもいました。

・娘が不登校になったとき、担任に相談したが「励ませば来られる」という考えの先生で理解を得られませんでした。そこで前の学年の担任、学年主任、教育委員会など相談先を少しずつ上げていきました。最終的には、不登校仲間を集めて意見書を作り、町議会議員に渡したことが解決の糸口につながりました。議員さんは意外と身近にいます。権力を使って何かを動かす必要がある場合には有効だと感じました。(小4女の子、6歳男の子のママ)

大変なときは視野が狭くなりがちですが、冷静に学校の外に協力者を求め、動いたママの行動力に脱帽です。

ママの行動力に脱帽 しかし一方で…

学校での困りごとの解決方法についてお伝えしました。筆者も2人の小学生の子どもがいますが、今回話を聞いたママたちの行動力には尊敬しかありません。同時に、ママがここまでがんばらなくても、もっと気軽に相談できる場所があるべきなのではないか、とも感じました。

次回は相談場所のひとつである「スクールカウンセラー(スクールソーシャルワーカー)」を取りあげます。

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