今回は0~3歳の子育て中のママのストレス解消について調査しました。
離乳食や偏食などの食事に悩んだり、イヤイヤ期に振り回されたり……。
自分の時間を確保するのが一番難しい時期ですが、そんな中で他のママはどんなふうにストレスを解消しているのかご紹介します。
「子育て(0~3歳)」に関するアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者を対象に2022年5月19日〜2022年5月26日
インターネット上で実施。有効回答数は102件
※アンケート回答の原文をそのまま記載しています(一部抜粋・明らかな誤字等は修正のうえ記載)
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。
98%のママが育児ストレスを感じている
今回のコクリコラボの調査では、0~3歳の子育て中のママの98%がストレスを感じていることが判明しました。
さらにストレスの原因は、イヤイヤ期への対応など年齢特有の育児の大変さ、自分の時間がとれないこと、周囲の無理解など、ママを取り巻く「状況」であることも分かってきました。
とっておきのストレス解消方法をご紹介
溜めてしまうと体調不良にもつながりかねないストレス。
ママたちは自分の時間をとりづらい中でも、さまざまなストレス解消法を模索しています。
さっそくアンケートからご紹介しますね。
食に走る編
・大人用の高級菓子を、子供に隠れてちびちび食べること。
・コンビニスイーツを買って、1人でこっそり食べる。最上級はスタバのケーキ。
インタビュー会でも共感の声が相次いだ「食べてストレス解消」という方法。
ほぼ例外なく、「子どもに内緒で」「こっそり」「隠れて」というキーワードが書かれていたのも印象的でした。
「食」だけでなく、ある種の背徳感も、ストレス解消においては重大なポイントのようです。
・授乳中は夜の甘いもの。授乳後はお酒を飲む。 (※授乳期間終了後)
妊娠中から授乳期間まで、長きにわたった禁酒後のお酒は格別の味でしょう。
おしゃべり編
・人と会って話す!!!
・ママ友とお互いの家で、お茶しながら愚痴を言いあう。
・オンラインゲームで、仲間と通話しながら遊ぶ。
・とにかく喋る! 夫に話を聞いてもらい共感してもらう、ママ友と話す、両親へ話す、などとにかく一人で抱え込まずにお話することで発散していた気がします。
おしゃべりすることでストレス発散できるというママも多数。
「私だけじゃないんだ」と共感することで、ストレス解消になるという声もありました。
座談会からは、直接会えなくても、SNSで愚痴を吐き出したり、LINEでコミュニケーションをとったり、遠方の友人とZOOMなどで話したり、とデジタルツールをフル活用している状況が分かりました。
趣味に癒される編
・ランニングをしたりなど、自分1人だけの時間を作る。
・ゲームやパズルをする。
・寝かしつけの後、両耳にイヤホンを刺して爆音で好きな音楽を聴くこと。
・好きなドラマをみる。
・ピアノを弾く。
多くの0~3歳の子育てママは、長時間子どもと離れることが難しいもの。
趣味といっても、1日の終わりのほんのわずかな時間、しかも自宅や自宅近辺での活動にとどまっていました。
「時間がとれないなら、いっそのこと子どもが遊んでいる横でストレス解消を!」ということで、座談会ではこんなママの意見も。
・何かを作ることがストレス解消になるので、子どもが絵を描いている横で自分も絵を描いたり、集中して折り紙で何かを作ったりしている。
子どもの横でうまくストレス解消ができれば、寝かしつけがうまくいかず時間が作れないときのイライラも少し減りそうです。
番外編「たま~に」できる解消法
次にご紹介するのは、まとまった時間をとって「たま~に」できるストレス解消法です。
・たまにですが、夜家族に子供をお願いし、映画や友人と食事にいかせてもらった。
・たまーに友人と飲みに出かけること!
・年に数回子どもを見てもらって、好きなバンドのライブに行くことを励みにしていました(今はこのご時世なので騒げませんが…)。
・たまに作る1人の時間を楽しみに何とか毎日過ごしていました。
普段はワンオペなど、ママの負担が多くなりがちな0~3歳育児。
たまにだとしても、まとまった自分の時間がとれることは最大のストレス解消になりますよね。
体を壊すまでストレスをためこまないで!
座談会では、ストレスからママの体調に異変をきたしたという体験談が寄せられました。
・子どもの泣き声を受け付けなくなったのか、片耳だけ突発性難聴になってしまった。結局耳鼻科に3年ほど通うことになった。
・ストレスを我慢していたら自律神経を壊し、めまいや微熱が続くなどの身体症状に現れるようになった。
ママが体調を崩してしまうと、小さな子どもを育てながらの治療や療養は長期化することもあります。
体が悲鳴をあげる前に、ママ自身が抱えているストレスに気づくことが大切です。
本記事が、多くのママのストレス解消方法の参考になることを願っています。
コクリコラボ
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )