
◆危険な暑さの通園通学を乗り切る
危険な暑さのなかでの通園や通学。2025年の夏に向けた対策を聞きました。まずは小学生向けの情報から。
毎年ランドセルを背負ってた背中が暑くてあせもができてかわいそうなので、今年はひんやり背あてパッド(軽量保冷剤付き)を買おうと思います。
ランドセルの背中部分は通気性が悪く、あせもになってしまうことも。市販のバックパック用のものもありますが、セイバンからはランドセル用に開発された保冷剤付きの背あてパッドが出ています。
クールタオルを登下校で使う予定です。今年は在宅ワークの比率を上げ、下校時間に時間を作るように調整して、途中まで来るまで迎えに行こうかと考えています。下校時間は一番暑い時間で、毎年真っ赤な顔と汗だくで帰ってくるため、熱中症が心配です。学校から家まで30分以上かかり、日陰が少ないので。
ママが仕事の調整をし、下校時間にお迎えにいくという声。日陰の少ない道を30分以上子どもだけで歩かせるのは確かに心配です。
男の子も日傘推進!!
直射日光をさえぎり暑さを緩和できる日傘。有効活用したいものですが、以前のコクリコラボで「学校の謎ルール」を調査したときには、日傘は禁止というルールがあるという声もありました。
しかし、座談会では最近になって学校側のルールが変更になったと話してくれたママがいました。
中2男の子、小5女の子のママ
昨年から学校の登下校で、首に付けるリングがOKになったり、飲みものもスポーツドリンクがOKになりました。
中2と5歳の男の子、小5女の子のママ
小学校と中学校はお茶ではなく、スポーツドリンクを持たせるよう今年から連絡がありました。学校に行くのに帽子は必須で、日傘については各家庭に任されています。学校では、夏はクーラーが常についています。
教育現場でも熱中症対策についてかなり理解が進んでいるといえるでしょう。なかにはこんな声も。
保冷剤を帰りまで凍らせておくのが課題になりそう。暑い地域の学校には、たつの市のように冷凍庫を設置してほしいです。
こちらのママが教えてくれた情報を調べたところ、兵庫県たつの市では下校時にぬるくなってしまうランドセル用の保冷剤を再冷却するための冷凍庫が市内全16校に設置されているそうです。このように自治体主導での熱中症対策が広がっていくといいですね。
・参考:小学校に冷凍庫は定着するのか?実際の様子を取材しました!(金谷早紀子) | 繊研新聞
帽子を被らせることはもちろんですが、うちはサングラスをかけさせてます。ファッション的にもおしゃれで本人も喜んでつけてくれます。サングラスは目からの吸収を妨げてくれるので、効果的だと本で読みました。
屋外活動の際は目からの紫外線を防ぐのも大切です。お子さんの喜びそうなサングラスを一緒に選ぶのも楽しそう。
暑熱順化という言葉を、今年初めて知りました。言われてみれば子どもは全館空調に慣れきり、暑さに弱い。今年はチャレンジしてみようと思っています。
「暑熱順化(しょねつじゅんか)」とは、体を次第に暑さに慣れさせること。本格的な暑さが来る前に、数日から2週間ほどかけて軽い運動や入浴によって汗をかくことが大切だそうです。無理なくチャレンジしてみたいですね。
猛暑に負けない! 熱中症対策で子どもの命を守ろう
本格的な夏が来る前の調査にもかかわらず、多くの最新の熱中症予防グッズやアドバイスを集めることができました。それだけ現役子育て中のパパママは、子どもの命を守るために情報収集をしたり、予防法や対処法を実践しているのだということが伝わってきました。今回ご紹介した以外にみなさんのおすすめの熱中症対策はありますか?
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。
「子どもの熱中症を防げ! 通園・通学の暑さ対策 やってよかったリアルな実例」では、朝の登園・登校前にできる対策などが掲載されています。
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過酷な通園・通学の実態エピソードが満載の「ママが激白 猛暑や豪雨のなかでの過酷な通園・通学の実態」もぜひお読みください。
コクリコラボ
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )
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