前回の記事では、96.1%ものママが「我が子だからこそ感じてしまうイライラ・モヤモヤを経験したことがある」と回答した調査結果と、実際に経験したイライラ・モヤモヤエピソードをご紹介しました。きっとたくさんのママに共感いただけたのではないでしょうか。
しかし、イライラ・モヤモヤすると同時に、「思わずクスっと笑える」「つい笑ってしまう」ような場面もあるものです。今回はそんなエピソードに焦点をあてて、みなさんにご紹介します。
コクリコラボアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者およびコクリコメルマガ会員を対象に 2024年2月6日~2月19日インターネット上で実施。有効回答数は134件。
※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。
イライラ・モヤモヤしつつも「ついクスっと笑ってしまった」エピソード集
・兄弟げんかした1分後にはケラケラ仲良く遊んでいること。
・ご飯中にふざけてパパに怒られ、「大嫌い、あっち行け!」とキツい言葉で逆ギレしていてモヤモヤしたが、デザートになると「パパ大好き」とすり寄って、パパのリンゴを1切れもらっていた。
子どもの切り替えの早さは、ときに羨ましいとすら思うほど。パパからちゃっかりデザートをもらっている姿を想像すると、微笑ましい気持ちになります。
・お菓子をたくさん食べるのはダメ! には猛烈に反抗するのに、数を減らすために「ママに1こちょうだい」と言うとくれる。
ママのためならお菓子が減るのもOK! という、とってもかわいいエピソードです。反抗的な態度にはイライラしてしまいますが、なににも勝る「ママ大好き」という気持ちがベースにあると思うと許せてしまいますね。
・バレているのに、ウソをつくとき。明らかに顔がいつもと違う。
・幼稚園に行きたくない朝、咳が激しかったので欠席連絡をしたら、連絡後いきなり咳が止んだこと。仮病を演じたことにモヤッと感じつつも、あまりの迫真の演技にちょっと笑ってしまいました。
子育てあるあるの1つ、「親からしたらバレバレなウソ」。ウソはだめなことだとわかっていても、あまりにもバレバレだとついクスっと笑ってしまいそうになります。迫真の演技も、結局はママにウソがバレてしまったのだと思うと……やっぱりかわいい!
・イヤイヤ期のときにおもちゃの組みたてに苦戦しているのを見守っていたら、ぴたっと組みたての手を止め、数秒後にテーブルの上に乗っていたパーツをパーンッと全部蹴散らして床にゴロゴロゴロ! 足バタバタバタ! でも無言。ちょっと笑いました。
イヤイヤを無言で表現するお子さんの一部始終を見守ったママからのエピソードです。対応するママも大変なイヤイヤ期ですが、こんなかわいい姿を見たら、イライラした心もホッとゆるみそう。
・帰るふりをしたら泣きながら追いかけてくる。
同じくイヤイヤ期に特にありがちな、こちらのエピソード。ママが帰るふりをするほど手を焼く状況でも、真剣に泣きながら追いかけてくる姿を見るとちょっと笑ってしまう……。同じ経験を持つママは多いのではないでしょうか?
・登園前ギリギリまで支度をせず、遅刻確定のため徒歩5分の幼稚園まで走っていったら、近所に住む同じ園の子たちも同じように走っており、途中からみんなで遊ぶ感じで走って園になだれこんだこと。なんとか閉門前に送り届けた親同士、謎の達成感とともに解散しました。
支度をしない子どもにイライラ・モヤモヤしていても、みんな同じだとわかると少し気が楽になるもの。ギリギリ組の親子たちが園に向かって走っている姿を想像すると、こちらまでなんだか笑えてきます。
・今朝、ママが持ってきてくれたパンツがないと号泣していた(5歳1ヵ月)。別のパンツをたくさん持っていってもダメで、なんとか最初のパンツを探しだした。
子どもが謎のこだわりを発揮するとき……ありますよね。このお子さんの場合は、それが「ママが最初に持ってきてくれたパンツ」だったのだそう!
きっと朝の忙しい時間帯だったのだろうなぁと想像すると、モヤモヤと笑いが入り混じりながらも無事パンツを探し出したママに拍手を送りたくなります。
・泣き虫なのを息子自身も自覚していて、一生懸命に涙をこらえようとする姿にはキュンとしてしまいます。特にななめ上あたりを見上げて、必死に涙を流さないようにしているときは、そんな漫画みたいなこらえ方ある!? とくすっとしてしまいます。
泣き虫な一面にモヤモヤすることがあっても、それを自覚してこらえようとしている健気な姿を見てしまったら吹き飛んでしまいそう。本人が真剣にやっているからこそ愛しく、かわいく思えるのでしょう。
・整理整頓が苦手で、片付けることが親自身も苦手です。親子で似ているなと笑ってしまうことがよくあります。
前回記事で「自分と似ているからこそイライラする」というママの回答をご紹介しましたが、「笑える」状況だと思えば少し気持ちも落ち着くかもしれません(もちろん、時と場合によりますが……)。
96.1%のママが「我が子だからこそ」のイライラ体験 「ウソ・性格や成長が気になる」高熱量エピソード
・5歳の下の子が怒られたとき、泣きながら「クソババァ!」と言ったこと。普段そんな言葉づかいはしないので、テレビや上級生の真似をしたんだなと思うと(申し訳ないけど)おもろかったです。ちなみに、本人的にも「違うな」と感じたようで、その後は怒られてブスッとしてももうその言葉は言っていません。
急に飛び出たギョッとするような乱暴な言葉づかいも、「きっと周りの影響を受けたんだろうな」とママにはお見通し。笑える余裕のあるママが、やっぱり一枚上手ですね。
・ママ友から「○○くんとさっき会ったんだけど、Tシャツが表裏・前後が逆でかわいかったよ」と報告され、毎日のように注意してるのに! とそのときはかなりイライラしました。でも、数年経った今思い出すとちょっと笑えます。
こちらは小学生の息子さんを持つママから寄せられたエピソードです。「何度注意しても聞かない」と考えるとイライラ・モヤモヤしますが、着方を完全に間違えている息子さんの姿を想像すると、やっぱりかわいくて笑ってしまいます。
子どもの純粋さや素直さがママの心を和ませる
我が子にモヤモヤ・イヤイヤすると同時にちょっと笑える……そんなエピソードをご紹介しました。
今回アンケートに協力してくれたママのひとりが、
・根が素直なところや純粋な子どもらしいところが垣間見れるとかわいいなと思います。
このように回答してくれました。イライラ・モヤモヤする気持ちと、クスっと笑える気持ちが共存する理由がわかりやすく表現されている回答だと筆者は感じたのですが、みなさんはいかがでしょうか。
また、今回の回答の数々を読んで、同じイライラ・モヤモヤする状況でも「ちょっと笑える」と考えてみると、ママの気持ちがちょっと和んだりラクになったりするかもしれない……とも思いました。
あくまでママ自身の育児がラクになるために、余裕があるときは「この状況は笑えるかも」という視点を持ってみてもよいかもしれません。
コクリコラボ
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )
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