今回のコクリコラボのテーマは「0〜3歳の子育て」です。
格別にかわいい、貴重な時期である一方で、実際に育てているママたちにとっては「とにかく手がかかる時期」なのも事実。
0〜3歳児のママたちは、実際にどんな苦労や大変さを抱えているのでしょうか?
「子育て(0~3歳)」に関するアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者を対象に2022年5月19日〜2022年5月26日
インターネット上で実施。有効回答数は102件
※アンケート回答の原文をそのまま記載しています(一部抜粋・明らかな誤字等は修正のうえ記載)
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。
0〜3歳児の育児で大変だと感じるのは「食事」「イヤイヤ期」
アンケートの結果から、「食事に関すること(56人)」「イヤイヤ期への対応(54人)」が大変だと感じているママが特に多いことがわかりました。
年齢別 育児が大変だと感じたエピソード集
つづいて、実際にママたちから寄せられた「0〜3児育児の大変さ」についてのエピソードを年齢別にご紹介します。
0歳児
・寝つきが悪い上に、母が側にいないと目が覚める子供でした。夜中に何度も起きたりと、体力的に大変でした。
・抱っこしながらやっと寝かせたと思って一息ついたら、パパの帰宅した音などで起きてしまって、一から寝かしつけることになる日々が多くて大変でした。
寝つきが悪い、抱っこしないと寝ない、もの音ですぐに起きてしまう……。0歳児のエピソードとして一番多かったのが、「寝かしつけ」に関するものでした。
・離乳食を作る手間がかかる上に、食べてくれない時もあり、負担が大きかった。
0歳児に与える離乳食は、調理の際にゆでる・すりつぶす・あらごしするといった手間がかかるもの。食べてもらえないと、精神的にもつらさがつのりますね。
1歳児
・言葉が通じない時が一番大変だった。何に対して泣いているのかも分からなかったし、こちらの要望も通じないのがつらかった。
1歳の子どもは、まだ自分の意思や気持ちを言葉でじゅうぶんに伝えることができないものです。子どもの気持ちをくみ取れないと親もつらく、対応も大変です。
・とにかく動き回る子だったので、公園に連れて行くのが大変だった。雨の日は家遊びのバリエーションがなく、時間を潰すのに毎日うんざりしていた。
自分の気持ちのおもむくままに動き回る1歳児の場合、付き添っている親のほうが疲れ果ててしまうこともありますよね。コミュニケーションがまだうまく取れないため、雨の日に一日中家にいるのも大変です。
また座談会では、1歳の子どもを育てるママから
・後追いがすごい。私(母親)以外の人のだっこを拒否するため、離れられない。家事も進まず、思いどおりにものごとを進められないのが大変。
という「後追い」についての苦労エピソードも聞けました。
2歳児
・2歳ごろのイヤイヤ期のころは本当にストレスMAXだったのを覚えています。今となっては良い思い出ですが、あの頃は辛かったです。
すでに子どもが大きくなっているママですら、「つらかった」と振り返るイヤイヤ期。2歳児のエピソードでもっとも多かったのも、このイヤイヤ期についてでした。座談会でも、
・2歳になる息子のイヤイヤ期が大変です。お風呂に入るのもイヤ、あがるのもイヤ、体を拭くのもイヤ……という感じで、裸の状態でしばらくいたりします。
と話してくれたママが。
ママは大変! でも想像するとかわいくて、つい微笑んでしまったエピソードです。
・あっちに行きたい、これがやりたい、あれが欲しい……の子供の気持ちに応えたいが、スケジュールのある大人としてはまともに対応していては崩壊する。どう対応すればいいのか?
子どものイヤイヤへの対応が大変なのはもちろん、子どもの気持ちに応えてあげたいけれど……という精神的なジレンマも、ママたちの負担になっているようでした。
3歳児
3歳児についてのエピソードで印象的だったのが、子どもが自分の意思を主張しはじめたことによる大変さです。
・次女が3歳の時、少し遅いトイレトレーニングを始めましたが、トイレで用を足さないという意志が強くて大変でした。
トイレデビューして欲しいママと、トイレでは用を足したくない子どもの攻防戦。ほかにも似たようなエピソードがたくさん出てきそうです。
・いま3歳だが、話せるようになり、自己主張とまだ甘えたい部分とがあいまって、子供自身が自分でもコントロールできなくなっている感じ。対応に苦労する。
意思がめばえ、それを言葉で伝えはじめる子が出てくる3歳児。自分でも自分の気持ちが整理しきれず、グズグズしたり泣いたりすることがあるようですね。
年齢特有の大変さがあるもの 長い目で見てラクにかまえていいかも
今回のアンケートで感じたのは、「子どもの年齢特有の大変さがあるものだな」ということ。たとえば0歳児は睡眠、2歳児はイヤイヤ期……と、大まかですが傾向がみられたのです。
0〜3歳の我が子と今まさに向き合っている人のなかには、「この大変さがずっと続くのでは」という絶望感に駆られている人もいるかもしれません。しかし、子どもの成長とともに状況は変わるもの。
「1年後はきっとぜんぜん違うんだろうな」と、少し未来に目線を向けられると、ラクになるかもしれませんね。
コクリコラボ
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )
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