【宿題・習い事・身支度】子どもの「やる気スイッチ」の見つけ方 ほかのママはこうしてやる気を引き出している

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【タイプ別】ママ直伝「やる気スイッチ」をONにする方法

アンケートでは、ママたちが日々試行錯誤しながら見つけた「やる気スイッチ」がたくさん寄せられました。ここからは、実際にママたちが試して効果があった方法を、スイッチのタイプ別にご紹介します。

【ごほうびスイッチ】お小遣いや自由時間で「動機づけ」

もっとも多かったのが、わかりやすい「ごほうび」作戦です。

・お菓子や楽しみなことで釣ってます。(30代/小1の女の子、1歳の男の子のママ)

・宿題をやりたくないときに、夕飯のメニューを子どもの好きなものにしてやる気スイッチを入れる。(30代/小5、6歳の男の子のママ)

モノだけでなく、「自由時間」や「お菓子を食べながらやってOK」という“ルールの緩和”をごほうびにしている家庭も。

・やることをやれば、寝るまでの時間を自由に過ごせる!(40代/小6、小3、3歳の男の子のママ)

・これをやったらYouTubeを見れる、などごほうびを用意する(あまりよい方法ではない気がしますが)。身支度など、自分でできたらお小遣いを10円あげる(子どもが自立することでママはお仕事できる時間ができ、稼ぐことができるからその感謝として)。(30代/年長の女の子のママ)

そのほかにも、YouTube、自由時間、お小遣いなど、ごほうびの形はご家庭によって大きく違うようです。

・ポモドーロ式で、25分集中したら5分休憩で、休憩を取る際はすきなお菓子を食べれる制度にしています。スイッチの入りかたが格段に変わります。(30代/小1の男の子のママ)

ポモドーロ式とは「25分集中+5分休憩」というペースで勉強を繰り返す、時間管理術のことです。これは大人も真似したいアイデアですね!

・子どもがお菓子を食べながらすることを許して、一緒に宿題をやっつける姿勢。(30代/小1の女の子、4歳の男の子のママ)

お菓子を食べながら宿題してもOKとしているご家庭もありました! きちんと座って、姿勢をよくして……と考えると、スタートまでのハードルが高くなってしまうもの。「ながらでOK」というルールにすることで、早めにやる気スイッチが入りそう!

・息子が定期テスト前にまったく勉強しないので、校内順位目標を達成したら好きなものが食べられるようにした。結果毎回達成してくるが、県外のレストランなどを指定してくるのでお金がかかる。(40代/中1の男の子、小4の女の子のママ)

ごほうびタイプにはお金がかかるというデメリットもありますが、ごほうびが「家族の楽しみ」に変わるならよし……ですよね(笑)。

【ほめるスイッチ】「かっこいい」の一言でOK 親の機嫌もやる気に影響

シンプルですが、「承認欲求」を満たす言葉がスイッチになるお子さんは多いようです。

・我が家は毎日の宿題と習い事の練習にやる気スイッチをいれないと動きません。「え! もうこんな難しいの習ってるん!? すごいー! 見せて見せて! すごーい!」女優になりきってテンションを上げています。心に余裕がないとできないので、みなさんの方法を教えてほしいです。(30代/小2の男の子のママ)

ママの演技に拍手です! その裏にある「心に余裕がないとできない」という本音にも、大きくうなずけます。

・「これができたらかっこいいのになー」というと、頑張ってやろうとしてくれます。やった後は「かっこいい?」と確認してきます。(30代/小1、2歳の男の子のママ)

「かっこいい?」と確認するお子さんがかわいいですね! 一方で、こんな鋭い指摘もありました。

・ほめる、おだてる。その前に親がご機嫌でいることも大切。どんなにほめたりおだてたりしても、根っこで親が不機嫌だと(夫と冷戦中だったり……)不思議と子どもが乗ってこない。自分用のドリンクやちょっとしたお菓子、好きな曲や動画、少しの運動などを取り入れながら、できるだけ「機嫌のいいお母さんが大好きなわが子を心から認めてほめている」状態でいられるように意識しています。が、難しいです……。(30代/小2の男の子、3歳の女の子のママ)

そうそう! と、深く頷きたくなりました。子どものスイッチを入れる前に、まずはママ自身のスイッチ(ご機嫌)を入れることが、遠回りのようで近道なのかもしれません。

【伴走スイッチ】「一緒に頑張ろう」で動く 親子の共同作業で集中力アップ

「やりなさい」という命令形ではなく、「一緒にやろう」という提案形に変える方法です。

・ごほうびを決めて、母もこれをやるから一緒に頑張ろうぜ!に持ってく。(40代/小3、年長の女の子のママ)

・お母さんも仕事するから、あなたも宿題を一緒に頑張って、終わったら一緒にお菓子食べよう! など一緒に頑張ろう+小さなごほうび的な声かけをしています。(40代/小2の女の子、5歳の男の子のママ)

・親である自分も試験があったときは食卓に並んで2人で勉強した。これは、子どもも自分も集中して勉強できたと思う。(30代/小3の男の子、年長の女の子のママ)

リビング学習が主流の今、親が隣で仕事をしたり読書をしたりする姿を見せることは、最強の環境作りと言えそうです。

写真:アフロ
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【自己決定型スイッチ】「何からやる?いつやる?」自分で決めさせる

どれならできそう? と選択肢を渡すことで、やる気スイッチが入るケースもあるようです。

・宿題に関してはどれならやれそうか自分で選択させる。(30代/小1のママ)

・算数と国語どっちならできそう? など選ばせる。とりあえずワークのやるページを開かせる。親が開いて「あ~この内容か~」「この話は知らなかった」などという。(30代/小2の女の子のママ)

いわれてやるよりも、自分で選ぶほうが「やらされている感」がなくなり、行動につながりやすいのかもしれません。

・本人の意向を聞く。長男はスマホのゲーム延長など、ごほうびで動くことが多い。お手伝いなどは本当に困っていること、やってくれると助かることを伝えると動いてくれることが多い。次男はまじめな性格のため宿題を「やるかやらない」かを聞く→やる→いつやることにするか聞く→遊びに行く前と自分で決める→やらなくてもほうっておく→学校行くまでにはやっていく。(40代/小6、小3の男の子のママ)

「いつやる?」と問いかけ、子ども自身に宣言させる。自分で決めたことだからこそ、責任感が生まれ、スイッチが入るようです。

【競争スイッチ】ゲーム感覚で競争させて「やらされ感」をなくす

面倒なルーティンを、遊びに変えてしまう魔法です。

・勉強=面倒くさいという考えがあるため、楽しくゲーム感覚でやるように心がけています。(40代/小1、5歳の女の子のママ)

・たとえば「はやく片付けたほうが勝ち!」と競争する。(40代/4歳、1歳の女の子のママ)

「やらなきゃ……」という気持ちを、「なんだか楽しそう!」に変換できるかどうかが肝ですね。

・よーいどん!のリレーの歌を歌ったりしてスイッチの切り替えをしている。(30代/5歳、2歳の女の子のママ)

・家に入らずお友達と遊んでいるとき、競馬のファンファーレを歌い、実況中継しながら、誰が一番に帰宅できるか競わせる。(30代/5歳の男の子のママ)

聞くとなぜかやる気が出る曲ってありますよね。ママDJによるBGMで、テンションさえ上がればこっちのものです!

究極の選択? あえて「やる気スイッチ」を押さないママたち

どれだけ探してもスイッチが見つからない時は、「押さない(放置する・休ませる)」ことが正解の場合もあります。

・やりたくないときは、疲れてるときなので、ゆっくりさせる。(30代/小2の女の子、5歳の男の子のママ)

・まず休憩。ベッドに寝ころぶもよし、なにか楽しいおしゃべりなどで一緒にリフレッシュする。(40代/年中の男の子のママ)

また、あえて手放すことで子どもの自立を促したケースも。

・(生活面などで)うまく行かない場合は、親の手厚いサポートが原因ではないかと考え、サポートをやめた。周囲の迷惑が及ばない範囲で本人に失敗してもらい、当事者意識を持ってもらうことにした。(40代/小5、小3の女の子のママ)

・やっぱり宿題に関しては、いえばいうほど「今やろうと思っていたのに、いわれたからやりたくなくなった」といってきたりします。海外のかたで「宿題を子どもがやらないことは、母親の責任ではない」という考えかたをされていることを知り、私も自分から声をかけないようにしたんです。そうしたら、日曜日の夕方に宿題をやっていないことに自分で気づき、「やばい! やらなくちゃ!」と短時間で終わらせることができました。(小2の女の子、4歳の男の子のママ)

いくら探してもやる気スイッチが見つからないときは、あえて探すのをやめてみるのもひとつの方法かもしれません。意外と自分で気づいた瞬間にスイッチが入るかも……?

わが子に合った「スイッチ」を見つけるために

今回のアンケートでは、じつにさまざまなタイプのやる気スイッチがあることがわかりました。きっとその裏には、無数の試行錯誤とママたちの奮闘があったのだろうな……と感じずにはいられません。

どこにスイッチがあるかは、本当に子どもによって違います。「ごほうび」が効く子もいれば、「自分で決めたい」子もいる。答えを一つに決めつけずに、いろいろな方法を試しながら、わが子にぴったりのスイッチを一緒に探していくことが大切ですね。

今日ご紹介したアイデアの中に、何かしらのヒントがあれば幸いです。

※基本的にアンケート回答の原文をそのまま記載しています。ただし文字数の都合上、一部抜粋や主旨を損なわない範囲の要約・編集を行っている箇所があります。(明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

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コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​

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