
子どもの医療用ウィッグ「31cmの長さ」「30~50人分の寄付」が必要! 「脱毛症」「小児がん治療」…髪を失った子どもへの「ヘアドネーション」とは?
寄付された髪からウィッグを作る「ヘアドネーション」 ~前編~
2025.09.09

「ヘアドネーション」という言葉を聞いたことはありますか?
ヘアドネーションとは、「脱毛症」「無毛症」「抜毛症」「がんの治療」などで髪を失った人のために、寄付された髪の毛を使ってウィッグを作り、無償で届ける活動のこと。
この仕組みを日本で初めて立ち上げたのが、NPO法人ジャーダック(JHD&C)です。ジャーダックでは18歳以下の子どもたちに医療用ウィッグを無償提供しています。
今回は代表・渡辺貴一さんに、私たちができるヘアドネーションの方法や注意点を教えていただきました。
(全2回の前編。後編を読む。※公開時よりリンク有効)
NPO法人JHD&C(ジャーダック)
Japan Hair Donation & Charity。通称ジャーダック。2009年、日本で初めてヘアドネーションを専門に行う団体として活動スタート。頭髪に悩みを持つ18歳以下の子どもたちに無償提供をしている。今まで届けたウィッグは約1000個。
https://www.jhdac.org/