【試し読み】明日は雨? 『科学の芽えほん ネコは 天気を あてられる?』公開

筑波大学朝永振一郎記念「科学の芽」賞 受賞作を絵本化

幼児図書編集部

『科学の芽えほん ネコは 天気を あてられる?』より
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【試し読み】絵本『科学の芽えほん ネコは 天気を あてられる?』

「うちのネコは天気予報士!?」で第14回「科学の芽」賞を受賞した坂﨑希実さん。

受賞作は、おばあちゃんの一言「ネコが顔を洗っているから、明日は雨が降るかもしれないね」を聞いて、不思議に思って調べはじめた研究録です。

顔を洗った回数、顔の洗い方、次の日や翌々日の天気、湿度、気圧……さまざまなデータから、考察を深めていった坂﨑さん。生活のなかで生まれた素朴な疑問から、科学する心を育てていった坂﨑さんの研究をもとに、絵本化した『科学の芽えほん ネコは 天気を あてられる?』。

ネコはほんとうに天気予報ができるのでしょうか?

筑波大学「科学の芽」賞受賞作絵本「ネコは 天気を あてられる?」

『科学の芽えほん ネコは 天気を あてられる?』 かんちくたかこ/文 高橋和枝/絵 坂﨑希実/原案
うちには ネコが います。
名前は ふく。
うちに きて 1年の げんきな ネコです。
「おや、ふくが 顔を あらっているね。あしたは 雨かも しれないねぇ。」
おばあちゃんが いいました。
「ネコと 雨、かんけい あるの?」
「むかしから、ネコが 顔を あらうと 雨が ふるって いうんだよ。」
ふくは、前あしを ぺろぺろ、顔を すりすりしています。

なんでだろう、ふしぎだな。
あした、雨に なるかな?
「あ、ふってる!」
つぎの 日は、
ほんとうに 雨でした。
ネコが 天気を あてられるなんて!
いつも、「ごはん、まだ?」とか、「なでて」とか
あまえんぼうの ふくも、「気象よほうし」に なれるかも しれません。

そうしたら、かさが なくて こまる ことも ないし、
せんたくものを ぬらしてしまう しんぱいも なくて、
みんな おおだすかりです。
ずかんには、
「ネコは、ひげで バランスを とったり
いろいろな ことを かんじたり する」と 書いてあります。

空気が しめっているかどうかも かんじとれるらしいです。
と いう ことは……
ほんとうに 雨が ふるのが わかるのかも しれません。
さて、どんなことを調べるのでしょう? 続きは、ぜひ絵本でごらんください。
科学の芽えほん ネコは 天気を あてられる?

科学の芽えほん ネコは 天気を あてられる?

かんちくたかこ(文) 高橋和枝(絵) 坂﨑希実(原案)

発売日:2026/03/19

価格:定価:本体1900円(税別)

文/かんちくたかこ
科学絵本を多く手がける絵本作家。主な著書は『なにかななにかな 海のなか』『ほうさんちゅう』『すずめのまる』(以上、アリス館)、『くらべて よもう どうぶつの赤ちゃん(全3巻)』(あかね書房)、『タンポポのたね どうしてとんでいくの?』(文一総合出版)など。

絵/高橋和枝(たかはしかずえ)
絵本作家。日本画を学び、文具デザインの仕事を経て、書籍の挿画や絵本創作に携わる。絵本に『トコトコバス』『くまのこの としこし』(以上、講談社)、『くまくまちゃん』(ポプラ社)、『りすでんわ』(白泉社)、『あら、そんなの!』(偕成社)、『ねこのいえで』『うちのねこ』(以上、アリス館)など、絵を手がけた作品に『ねこもおでかけ』(朽木祥 作/講談社)、『月夜とめがね』(小川未明 作/あすなろ書房)などがある。
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