2021.05.27

読み聞かせする気力も体力も残ってない…… そんな夜におすすめの1冊『つかまえた!』

読み聞かせが辛い…… そんな疲れた夜におすすめの1冊『つかまえた』 1日の終わりに、親子でほっとする時間をつくる絵本とは?

寄稿家:Any MaMa編集部

『つかまえた!』作・鈴木まもる 講談社
定価:1,540円(本体1,400円)

家事に育児に仕事まで、現代の子育て家庭はとにかく忙しいですよね。
私自身、忙しくしていると、つい心の余裕も失いがちになります。

絵本の読み聞かせも、心のどこかで少し負担に感じている方もいるのではないでしょうか。
読んであげたい気持ちはあっても「また明日ね」と断ってしまったり、「またこの本読むの?」と愚痴をこぼしてしまったり。

「もう少し優しく接してあげたかったな……。」
「お気に入りの絵本、何度も読んであげればよかったかな……。」

子どもたちの寝顔を眺めながら少しの罪悪感とともに眠りにつく毎日。

そんな、もやもやした気持ちを少しだけ軽くしてくれる、眠るまえにおすすめの絵本「つかまえた!」。
少しだけ中身をご紹介します。

Any MaMa編集部(スタッフライターS.K :5、7歳の我が子に毎日絵本を読み聞かせするママ)
普段は自宅にて整体師として活動する傍ら、地域活性化のために地元紹介記事を毎日更新。また、幼少期より本が大好きだったため、ほぼ毎日、子どもたちに1冊ずつ本を読んでいます。現在は、お姉ちゃんの小学校の図書館ボランティアにも参加し、たくさんの子ども達に本の魅力を伝える、5歳の男の子と7歳の女の子のママ。

男の子がねこをつかまえた! 『つかまえた!』より

「つかまえた!」のあらすじ

小さな子どもが大好きな「たんぽぽのわたげ」や「てんとうむし」を「つかまえた!」というワクワクするようなフレーズで物語は始まります。よ~く見ると、次に「つかまえる」動物の影が左のページの隅に見えるなど、面白い仕掛けもあり、絵本から目が離せません。

「つかまえた!」というセリフに、「たんぽぽのわたげ」から始まり、「てんとうむし」「とかげ」「ねこ」「男の子」「おとうさん」と、だんだんつかまえるものが大きくなっていきます。
そして、「くま」「ぞう」「くじら」と続き、最後にみんなをつかまえたのは……

「みーんな つかまえたのは おかあさんだ!」

色鉛筆で描かれた、鈴木まもるさんの優しいタッチの絵と、登場人物達の笑顔の連鎖に、読めばほっこり心が温かくなる絵本です。

つかまえるものはどんどん大きくなって…… 『つかまえた!』より

疲れた1日の終わりに、親子でほっとする時間を

読み聞かせをする気力も体力も残っていない日だってあります。

そんな日はこの1冊で、「ママとギュッとしたら、今日はおやすみなさいしようね。」と声をかけて眠るようにしています。

最後の「みーんな つかまえたのは おかあさんだ!」というページに描かれている笑顔を見ると「ママは家族の太陽」ということを思い出させてくれます。
そして、我が子をギュっと抱きしめたくなります。

頑張り過ぎな現代のママ達がほんの少し、立ち止まり、子どもをギュっと抱きしめたくなる、そんな素敵な絵本です。
もしかしたら、私自身が肩の力を抜き、子ども達を抱きしめたくなるための読み聞かせなのかもしれません。

我が子をギュッと抱きしめると心が落ち着き、とても幸せな気持ちになりますよね。抱きしめられた子どもも、私と同じように幸せな気持ちで眠りについていることを願っています。

つかまえた! - コクリコ[cocreco]

『つかまえた!』作・鈴木まもる 講談社
定価:1,540円(本体1,400円)

寄稿家紹介

Any MaMa編集部 えにまま

はたらきたいけれど、家族との時間や豊かな暮らしも大切にしたい。
そんなママの気持ちに寄り添ったライフスタイルを提案するママ活躍支援・社会復帰支援サービス 『Any MaMa(エニママ)』。
ママがかわると、家族がかわる、世界がかわる。をコンセプトに、ママたちが子育てをしながら在宅ワークで安心して働ける環境を提供しています。
こちら「コクリコ」のAny MaMa編集部では、さまざまな年齢の子どもを育てるママのリアルな視点で「読書を通して、子育て家庭の課題や困りごとを解決する」をテーマに記事を執筆。
育児に悩む子育て家庭のパパママに役立つ情報をお届けしていきます。
(Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​