2021.07.19

ラベンダーの“虫よけスプレー&虫さされクリーム”を2ステップで超簡単手作り

ラベンダー精油で手作り夏ケアグッズ#1〜虫よけ&虫さされ編〜

寄稿家:森國美代

思いきり外で遊びたい子どもにとって、虫よけスプレーは夏の必需品です。  写真:森國美代

夏は楽しいアウトドア遊びが増える一方で、「虫に刺されてかゆい」「寝苦しくて寝不足」「暑さでイラつくのに子どもが言うことをきかずイライラ倍増……」など、ちょっとしたストレスがたまる一面も。そこで役立てたいのが、さまざまな働きを持ち、子どもにも安心して使えるラベンダー精油。第1回では簡単に作れる虫よけスプレーと虫さされクリームのつくり方をご紹介します。

小さい子どもにも使える万能選手・ラベンダーが夏は大活躍!

ラテン語で「洗う」を意味する「lavare(ラワーレ)」を語源とするラベンダー。さわやかな花の香りが特徴で、世界中の人から愛されているハーブの一種です。そのラベンダーを水蒸気で蒸留して成分を抽出したものがラベンダー精油です。

このラベンダー精油には多くの働きがあることをご存知でしょうか。
心への働きとしては、イライラしている気持ちをしずめたり、感情のバランスをとったりする手助けをしてくれます。体への働きとしては、痛み全般におけるケアに用いられるほか、日焼け後の肌やヤケド、虫よけ・虫さされ、切り傷、すり傷などにも良い作用がある万能選手なのです。

用途が広いうえ作用が穏やかで、小さなお子さんにも使えるため、家庭に1本あるととても重宝する精油といえます。

選ぶときは、精油もしくはエッセンシャルオイルと表記された、100%天然由来のものであることを確認してください。インターネットや雑貨店の中には精油に似せた合成のフレグランスオイルなどもあるので、ラベルをよく見て確認するか、アロマテラピー専門店で購入すると安心です。

また、作用が穏やかといってもアレルギー反応がまったくないということではないので、使用する前に必ずパッチテストを行うようにしましょう。

【パッチテストの方法】
できあがったスプレーやクリームをごく少量手に取り、腕の内側など皮膚がやわらかい場所に塗ります。1時間〜半日程度様子をみて何も変化がなければそのまま使えますが、赤みやかゆみがでた場合は使用を中止しましょう。

親しみやすいラベンダーの香りは、誰もが一度はかいだことがあるのではないでしょうか。  写真:mio

蚊が嫌って逃げる!? 「虫よけスプレー」をつくってみよう!

左は材料の量を計るビーカー。ただし計量スプーンでも可。右の青いスプレーボトルはガラス瓶、白はプラスチック製。用途によって使い分けたい。  写真:森國美代

[用意するもの]
・ラベンダー精油 1〜2滴
・無水エタノール 5ml(小さじ1)
・精製水 45ml(大さじ3)
・アルコール対応のスプレーボトル
・精製水とエタノールをはかるビーカーもしくは計量スプーン
※スプレーボトルは遮光性のあるガラス瓶が衛生面では安心ですが、割れたり持ち運びには不便だったりする面もあるので、プラスチック製を選ぶ場合は必ずアルコール対応のものを選びましょう。

[つくり方]
1.スプレーボトルに、順に精製水45ml(大さじ3)、無水エタノール5ml(小さじ1)、ラベンダー精油を1〜2滴加える。
2.よくふって完成!

使うときは直前によく振ってから、直接肌にはつけずに洋服にスプレーするようにしましょう。ラベンダーのいい香りは、実は蚊が嫌う香りのため、虫よけとして活躍してくれます。使用期限は2週間程度。ボトルにラベルを貼り、日付を書いておくと管理しやすいです。幼児でも使えるよう、低めの濃度にしていますが、大人だけが使用する場合はラベンダーの濃度をあげることも可能です(最大5滴まで)。

材料を計ったらあとは「シャカ、シャカ、シャカ」と、よく振って混ぜるだけ。  写真:森國美代

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