「子どものわがまま」にどのように対応すべきか、悩んだことがあるママは多いのでは?
この記事では、現役ママたちが教えてくれた「子どものわがままへの対応法」をご紹介します。
「3〜5歳児の育児の悩み」に関するアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者を対象に2022年7月13日〜2022年7月25日インターネット上で実施。有効回答数は105件
※アンケート回答の原文をそのまま記載しています(一部抜粋・明らかな誤字等は修正のうえ記載)
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。
約9割のママが、子どものわがままで困ったことが「ある」
「子どものわがままで困ったことはありますか?」というアンケートに、87%のママが「ある」と回答しました。
ほかのママはどうしてる? わがままへの対応方針
つづいて、ママたちから寄せられた「子どものわがままへの対応方針」に関するエピソードをご紹介します。
話を聞く
・時間や気持ちに余裕がある時は話をとことん聞いてあげる。
・甘えたいだけだと思うので、なるべく聞いてあげる。
・話をきちんと聞くように心がけている。そのうえで、できることできないことを話す。
まずはきちんと話を聞く、というママたちからの回答です。聞いてあげるだけで、子どもの気持ちが落ち着くこともあるでしょう。
まずはわがままを受けとめる、なるべく受け入れる
・一度は気持ちを受けとめますが、最終的にはわがままであれば通らないということを教えるために、こちらも折れないように説得しています。
認められないわがままだとしても、最初は気持ちだけでも受け入れてあげる……と回答したママが多くいました。
・基本的に受け入れる。かなえてあげられないときでも、代替案をだすか、話し合う。イライラして怒ってしまったときは、あとからごめんっていう。母親が、いつでも自分たちを受け入れてくれると思っていてほしい。
わがままをなるべく受け入れるように努めている、という回答も。子どもたちに「ママはいつでも受け入れてくれる」という安心感を与えたいという気持ちも、ママの愛情のひとつの形ですね。
ダメな理由を説明する
・なぜそれが無理なのか、こんこんと説明する。気を逸らす。
・毎回希望を聞いてはいられないと、納得できるように理由を説明する。
ママからするとありえないようなわがままでも、子ども自身はそれがわがままだと気づいていないかもしれません。きちんと説明して、子どもに納得してもらえたら理想的です。
きぜんとした態度で対応する
・内容によるが、対応できるものには対応する。できないものはできないとはっきりと伝える。
・ダメなものはハッキリと伝え、粘られても理由を冷静に伝える。我慢したその先の良いことを伝えてみています。
・妥協しない。交渉には乗るが、ぐずついた泣き落としには応じない。
ダメなことや聞いてあげられないわがままに対しては、はっきりと「ダメ」「できない」と伝えるようにしている、というママも。
親の意見を曲げない・つらぬく
・親の意見を曲げない。ダメなものはダメと伝える。
・ダメなものはダメだと一貫すること。
・しない、買わないと約束したことは貫き通す(心が折れそうになっても)。
意見を曲げず、一貫した対応をするように意識している…というママからの回答です。OKとNGの線引きで子どもが混乱しないように、ママが配慮しているのですね。
わがままを未然にふせぐ
・お菓子はひとつだけ、YouTubeは30分、ジュースやチューペットも 1日ひとつ、など具体的な決め事をする。
・わがままが起きそうなことは、事前に起こらないように約束する。
・先にお約束をする。なるべく希望にそえるようにする。
このように、わがままが発動しないよう、あらかじめ手を打っておくというツワモノも!
座談会ではこんな話題も!
座談会では、「約束をしていたかどうか」で対応が変わるのでは? と話題に。
・わがままをいえるうちはいいのかな、と、甘く対応しています。ただ、約束をしていたのに守らないときは、「約束していたよね」と話して約束を守ることを優先させています。
・絶対買わないと約束した100円のお菓子を、握りしめて離さなかったということがありましたが、結局買いませんでした。100円くらいなら買ってあげればいいと思われると思いますが、約束をしていたので親としてゆずれませんでした。
参加したママたちが、「わがままよりも約束を優先した」エピソードを話してくれました。
子どもとママ、両方に合っている対応法を持っておこう
今回のアンケート回答の内容として印象的だったのが、「余裕があるときは」という前置きのあるものが多かったこと。「余裕がないときに、上手に対応できないことは誰でもある」ということなのかな、と2児のママである筆者は安心感を覚えました。
みなさんもぜひ、そんな気楽な気持ちで、エピソードを参考にしていただけたら嬉しいです。
コクリコラボ
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )
コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )