子どもの「行きしぶり」を8割のママが体験! 上手な対応はあるの?

気分がのらない、ママと離れたくない…。子どもの気持ちにママはどう向き合う?

コクリコラボ

今回のコクリコラボのテーマは「3〜5歳児の育児の悩み」。

未就園児にありがちな「登園拒否・行きしぶり」への対応について、ママたちにアンケートを実施しました。

実際に「登園拒否・行きしぶり」を経験したママのエピソードもご紹介します。

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「3〜5歳児の育児の悩み」に関するアンケート
「AnyMaMa(エニママ)」登録者を対象に2022年7月13日〜2022年7月25日インターネット上で実施。有効回答数は105件
※アンケート回答の原文をそのまま記載しています(一部抜粋・明らかな誤字等は修正のうえ記載)

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

8割のママが、登園拒否・行きしぶりを経験したことが「ある」

「3〜5歳児の育児の悩み」についてのアンケート

「3〜5歳の子どもの登園拒否、行きしぶりを経験したことはありますか?」というアンケートに対して、80%のママが「ある」と回答しました。

「3〜5歳児の育児の悩み」についてのアンケート

登園拒否・行きしぶりの理由としてダントツで多かったのが「その日の機嫌や気分」、次に「理由はわからない」が続きました。

この結果から、はっきりしない理由による登園拒否・行きしぶりに、多くのママたちが悩まされていることがうかがえます。

また、「その他」で多数を占めたのが、「ママと離れたくない」という理由。この場合は、理由がはっきりしていても、ママとしてはつらいですね。

登園拒否・行きしぶりは、「原因を知っても解決がむずかしい」ことが多いぶん、ママにとってはひときわモヤモヤする問題かもしれません。

子どもの「行かない」にどう対応する? ママたちの体験エピソード

では世のママたちは、登園拒否・行きしぶりにどう対応しているのでしょうか? 寄せられたエピソードから抜粋してご紹介します。

理由を伝える・説得する

・時間的余裕のある時は、行きたくない気持ちを理解していること、なぜ保育園にいってほしいか、行かなくては行けないかを伝える。何度も伝えて、わかってくれるまで待つ。余裕のないときは、抱っこで無理やり連れていきます。(4歳・女の子)

・時間に余裕があるときはなだめて、子供が納得してから行かせたが、出社時刻が迫っている時は泣き喚く子供を無理やり連行したこともある。(3歳・男の子)


理由を伝えたり、子ども本人が納得するまで話をして登園させた、という体験談です。「無理やり連れて行くこともある」というリアルエピソードも、あわせて教えてくれました。

やすませる

・休みたいときは休ませますがゲームは禁止、ユーチューブは教育系のもののみ許可しています。(年齢・性別記載なし)

・無理やりつれていくのではなく、行きたくないのなら休ませた。数日おやすみしたがお友達と遊びたくなって自ら行きたいと言い出してその後は登園した。(4歳・女の子)


受け入れてやすませる、というママも一定数いました。「その後は登園するようになった」という体験談は、今まさに悩んでいるママの励みになりますね。

ごほうび作戦

・食べることが好きな娘なので、幼稚園に行って帰りに〇〇を買おうと言ったら行ってくれました。ただ毎日使えないので、そこがデメリットです。(当時3歳・女の子)

・帰りにお菓子買ってあげる、でしのいだ。(2~5歳くらい・男の子)


子どもにとっては嬉しい、ごほうび作戦。ママとしては最終手段かもしれませんが、どうしても困ったときの切り札として、選択肢に入れておいてもよさそうです。

お守りを持たせる

・毎日好きなキャラクターをカードに描いて、お守りとして持たせました。(4歳・女の子)

・手の甲に「お守り」と称してハートマークなど簡単なものを描いて登園させた(先生の了承を得て)。(年齢・性別記載なし)


このように、ママの気持ちがこもった「お守り」が効果を発揮することもあるようです。愛情を形にして示せる、とても素敵なアイデアですね。

楽しい気持ちになる話をする

・保育園の後に楽しいことをする提案をしました。保育園の後に公園で遊ぼう!アイスを食べにいこう!など。(年齢・性別記載なし)

・保育園での子どもがいつも楽しみにしていることを話して一緒に行った。(年齢・性別記載なし)


登園が楽しみになるような話をした、というエピソード。ときには、子どもの気持ちをそらすアプローチも有効かもしれません。

ほかにもこんなエピソードが

・仕事があるので、とにかく連れて行く。(年齢・性別記載なし)

・年少さんになりたての頃は、泣いて嫌がるのをむりやり引っ張って連れていって、あとは先生にお任せしたこともありました^^;(年齢・性別記載なし)


子ども本人が納得して登園してくれることが一番ですが、そううまく行かない日もあるのが現実。「とにかく、無理やりにでも連れていった」という回答も多くみられました。

・「どうしても嫌なら迎えに行ってあげる」と約束をして送り出しました。迎えに行くことはなく、帰宅後行ってどうだったか確認すると「楽しかった。行って良かった」と話していました。(5歳・女の子)

「登園後も嫌だったらお迎えに行く」と約束して、子どもを安心させてあげたママからの回答です。なんとなく行きたくない……という子どもには、特に有効そうですね。

理由や子どもの性格に合った対応方法を取り入れてみるのがオススメ

理由は人それぞれ、さまざまでも、登園拒否・行きしぶりをされると胸が痛む……というママの気持ちは共通するものだと思います。

ママたちから寄せられた対応方法を、手を替え品を替え、気軽な気持ちで試してみてはいかがでしょうか。

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コクリコラボ

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。 ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。 (Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​

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