2021.06.07

【実態は?】ママの93.3%が夫の協力に期待 60%が月21冊以上読み聞かせ希望

「ママたちの絵本の読み聞かせの実態・子育ての課題」を徹底調査!(前編)〔コクリコラボ第1回〕

著者:コクリコラボ


コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。

第1回目は、ママたちの絵本の読み聞かせの実態・子育ての課題について調査しました。

みんな「読み聞かせ」どうしてる?

あなたは日々、どれくらい絵本の読み聞かせをしていますか?

毎日たっぷり、と答えられるママはとっても素敵!……ですが実際は「なかなか思い通りに読んでもらえない」「読み聞かせをする余裕がない」というママも多くいらっしゃるのではないでしょうか。

コクリコラボでは、「絵本の読み聞かせ、みんなどうしているんだろう……」「子育てのこんなこと、ちょっと辛いんだけど私だけ……?」という、ママたちのちょっとした疑問や不安について把握すべく、「子育て×読書に関するアンケート調査」(※)を実施しました。

※コクリコラボ「子育て×読書に関するアンケート調査」
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」の登録者を対象に2021年3月31日〜4月5日、インターネット上で実施。有効回答数は51件。

理想通りに絵本を読んであげられていないことに、漠然と罪悪感を覚えているとしたら……それはあなただけではないということがお分かりいただけると思います。安心してくださいね! では、結果を順にご紹介していきます。

ママだけの子育てはツラい! サポートはどうあるべき?

はじめに、ママを取り巻く「子育てのサポート体制」について、理想vs現実という観点でのアンケートに回答してもらいました。

ママを取り巻く「子育てのサポート体制」について、周囲の協力・サポート状況(理想)のアンケート結果

まずは理想についての結果から。特筆すべきなのが、夫(配偶者)への期待度の高さ! 実に93.3%のママが、「協力・サポートが十分にあるべき」と回答しました。

子どもにとっての「親」である、という立場をママが唯一共有できるのが、パパという存在。協力・サポートというよりもむしろ対等であるべき! と考えるママも多いかも。この期待度の高さは、客観的に考えても当然と言えるかもしれませんね。

また、行政・民間サービスへの期待が高いことにも注目。実家・義実家よりも期待度が高い、という結果となりました。

一方、現実のサポート体制については以下のような結果に。

ママを取り巻く「子育てのサポート体制」について、周囲の協力・サポート状況(実態)のアンケート結果

夫(配偶者)への期待度がかなり高かったのに対し、現実への評価は「十分ある・少しある」で73.4%、「あまりない・まったくない」が26.7%と、あともうひとがんばり欲しい! とも言える結果となりました。

一方でママの実家についての協力・サポートについては、理想と現実の差がほぼないという結果に。むしろ「十分ある」と回答したママの割合は、理想を上回っています。

そしてここでも注目したいのが、行政・民間サービスへの評価についてです。理想に関するアンケートでは、行政サービスに62.2%、民間サービスに46.7%のママが「協力・サポートが十分にあるべき」と熱い期待を寄せていることがわかりましたが、現実でも「十分ある」と回答したママはなんと双方とも10%未満。

民間サポートにいたっては、半数以上のママが「サポートがあまりない・まったくない」と回答するなど、期待と現実の間に大きなギャップを感じているということがわかりました。

これらの結果から、ママのサポートは夫・実家・義実家などの身内が中心となっており、行政サービスや民間サービスといった第三者の助けについては少し心許なさを感じているということがわかります。

60%のママが月21冊以上「読み聞かせ」したい

続いてママたちに質問したのは「読み聞かせに関する課題感」についてです。1ヵ月あたりの読み聞かせの量に関して、「理想の読み聞かせ量」と「実際の読み聞かせ量」について回答してもらいました。

「読み聞かせに関する課題感」について、1ヵ月あたりの読み聞かせの量アンケート結果

約2/3のママが11冊以上読みたいと回答しているのに対して、実際に理想通りに読めているのは半数以下という結果に。また読み聞かせ回数が「0回」と、まったく読み聞かせができていないママも1割強存在するということが分かりました。「のべ2〜4回程度」「のべ11〜20回程度」など、理想よりも実態の割合の方が多い回答群もあったものの、おおむね「理想よりも実態の方が読み聞かせの量が少ない」と言える結果となりました。

一方こちらは、ママ自身の読書量についてのアンケート結果です。

「読み聞かせに関する課題感」について1ヵ月あたりのママ自身の読書量アンケート結果

7割のママが、1ヵ月あたりの読書量は「0〜1冊程度」であると回答。9割が4冊以下という結果となりました。「5冊以上読みたい」という理想を持つママが7割を超えることを考えると、理想と実態のギャップは、子どもへの読み聞かせ量よりも大きいと言えるでしょう。

「ママ自身の負担が大きく、自分のための時間が取れていない」ことが、うかがえる結果となりました。

絵本の購入はママが「84.4%」!  新品派が6割超

続いて、絵本の購入方法についてのアンケート結果を見ていきましょう。

絵本の購入方法についてのアンケート結果

「だれが絵本を購入するか」について、なんと8割を超えるママが「自分が購入する」と回答。サポートへの期待度が高かったパパが購入する、と回答したママは4.4%で少数派の結果となりました。

絵本の新品・中古の割合アンケート結果

「新品で購入するか、中古で購入するか」という問いに対しては、15.6%が「すべて新品で入手している」、残りの84.4%のご家庭では新品と中古両方とも所有していることが分かります。

また、「絵本を選ぶ時に難しいと感じていることがあれば教えてください」という記述回答式のアンケートでは、「値段が高い」「収納スペースが限られている」という意見と共に、

・好きなものに偏ってしまう、買ってもあまり読まないものもある
・子どもに選ばせるとアンパンマンだらけに! 他の絵本も読んでほしいのに……
・自分の好みと子どもの好みが必ずしも一致しない

などといった「親子間の好みのギャップ」についての回答が多く寄せられるという結果となりました。

アンケート後に実施した座談会でも話題として盛り上がるテーマとなったため、みんなどうしてる? ママたちのリアルな読み聞かせ事情をコクリコラボが徹底調査!(後編)記事で、よりリアルなママの声をお届けしたいと思います。

「本選び」「読み聞かせ」「時間」 ママが感じる理想と現実のギャップ

今回の調査を通じて、

・子育て自体、もしくは子育てにまつわること(とく絵本の読み聞かせ)の理想と現実にギャップを感じているママは多い

・絵本の選び方に課題を感じているママが多い、特に子どもの関心と親の好みとの間にギャップが存在する
・そもそも読み聞かせに割く「ママ自身の時間」がない


ということが分かりました。

コクリコラボではこの結果をうけ、ママのリアルな声を参考に「ママの子育てをサポートするサービス」「子育ての理想と現実のギャップを埋めるアイデア」を生み出せるよう、今後もプロジェクトを進めていきたいと思います。


▼ママたちの座談会をレポートした後編記事はこちら
「絵本選び」の親子ギャップ 読み聞かせに「自分の時間を削る」ママの奮闘

著者紹介

コクリコラボ こくりこらぼ

コクリコとAnyMaMa LIFESTYLE.Labが協働で、子育て課題解決×読書文化を目指すプロジェクト「コクリコラボ」。
ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」で活躍するママたちのリアルな声を集めながら、新たなサービスや取り組み、ライフスタイルのアイデアを生み出していきます。
(Any MaMaについてはこちら:anymama.jp Twitter: @AnyMaMaJP )​