子育て中 一緒にいるとイライラ!? 変化したパートナーとの接し方とは

子育てのために 夫婦関係を見直すヒント〜高濱正伸の 毎日子育てガッツポーズ〜

体と頭を使う、お父さんの出番!

お父さんが、わが身より大切なわが子と一生懸命に遊んでくれている姿を見るだけで、お母さんの心は穏やかなものになるものです。

「お母さんと同じように」ではなく、お父さんだからこそできるオリジナルな関わり方でいいんです!

ポイントをおさえた 子どもとの関わり方

1 戦いごっこ
体を使った戦いごっこは、子どもの扱いに慎重になるお母さんには不向きな遊びです。

子どもは、ちょっと危なっかしく感じることが大好きです。

2 Run Run Run
朝食前の10分、子どもとランニングをしてみましょう。

公園で30m全力ダッシュを1本。なんていうのも楽しいです。

肝心なのは、毎朝の習慣にすること。「今日もパパとがんばった!」と、続けることが大切です。子供が沸き立って帰ってくる姿を見て、お母さんは幸せに感じると思います。

3 父親流の 読み聞かせ
いつもお母さんが読んでいる本も「パパが読むと、違うお話みたい」で、いいんです。

大げさなリアクションをとりながら読んだり、登場人物を増やしてストーリーを膨らませたりしたっていい。お父さん独自の流派を作っちゃってください。

子どもは、ストーリー以上に「お父さんとの時間」を楽しんでいるんです!

4 囲碁や将棋
理論的に詰めた考えかたや話し方を得意とする男性は、能力を大いに発揮できる遊びです。

特に、囲碁や将棋をしたあとの「感想戦」をしてほしいです。戦局を振り返って「この手がこうだったら……」と言葉にして質問したり、意見をきいたりすることは、とてもすぐれた教育メソッドのひとつでもあります。
花まる学習会、冬の野外体験での一コマ
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